毎晩、本をひろげて悩んでいる。
母を迎えるお盆の献立だ。此のところ面白い料理の本を、4冊も買ってしまった。
「忙しい日でも、おなかは空く」には、短時間でできる美味しい料理が一杯だ。
「きいんと冷えたなすを箸で持ち上げ、口に運ぶ。しんなり舌によりかかってきて、たっぷりだしを含んだなすの滋味がじわっと広がる。疲れて帰って来た夜、ひんやりと芳ばしい味わいが冷蔵庫の中で待っていてくれると思うと元気が出る」
こんなエッセイを読むと、冷やしなすを作らずにはいられなくなる。
「おいしい暮らし歳時記 口福だより」も、季節の楽しみを広げてくれる。大好きなショウガのガリを、よりきれいな薄紅色に仕上げるには、茎のつけ根の紅色がチャームポイント。お弁当に自家製のガリが入っていると、シャキッと元気が出る。
夏こそ甘酒、のページを読むと、昔母が作ってくれたお米と麹だけで作る甘酒も造りたくなる。
精進ちらし、太巻き寿司、ごまごはん、れもんごはん、しょうがごはん・・・
主食が決まらないので、副食も決まらない。
まだしばらく寝不足が続きそうだ。
平成26年8月8日 古賀 八重子