3年前、一緒に入職したMさんが退職した。
励ましあって来た仲間なので本当に寂しい。
夜勤あけに「もうー疲れた―」と来室しながら午後まで話しこむことも多かった。
母親と二人暮らしだったが、結婚して、両方の親の面倒をみることになった。
だから、ずっと仕事を続けられる職場を探したいと悩んでいた。
Mさんはこの病院で自分の30代、40代の姿を思い描けなかった。
保育所があるだけでは、若い人を繋ぎ止めることはできない。
退職を決めた人達の話を聞くと、辞めたくて辞めていくのではない現実がある。
夢を託せる環境を整えてあげられなかったことを、残念に思う。
平成26年3月20日 古賀 八重子