2014年3月28日金曜日

看護支援相談室便り No.135

新人の技術指導の担当になった副主任さんが相談に来室。副主任を受けたことを後悔しているという。
「仕事にも発達課題があって、年齢相応の役割をはたしていくことは必要だと思う。受身でない仕事ができるし、楽しく働くために頑張って」と言うと「Kさんは楽しいと思って働いているのですか」と聞かれた。
私はもちろんそう思って働いている。楽しくなかったら、この年で働かない。
確かに学生といた頃と比べると笑顔は減った。悩みや怒りを聞く疲弊感もある。
でも、私は今の状況を悲観的に考えていない。私が本当に絶望する時は、人間が信じられなくなった時だ。新人として関わった人達の退職はこたえる。でも、一人一人の思いは受け止められたし、だれも看護が嫌になったわけではない。この仕事を選んだ理由は、若い人が看護を好きになって仕事を続けてもらえるようサポートしたかったからだ。
当院を退職という結果は残念だが、看護師を辞めるという人が一人もいなかった。
私は、そのことに感謝している。

平成26年3月28日   古賀 八重子

2014年3月22日土曜日

看護支援相談室便り No.134

3年前、一緒に入職したMさんが退職した。
励ましあって来た仲間なので本当に寂しい。
夜勤あけに「もうー疲れた―」と来室しながら午後まで話しこむことも多かった。
母親と二人暮らしだったが、結婚して、両方の親の面倒をみることになった。
だから、ずっと仕事を続けられる職場を探したいと悩んでいた。
Mさんはこの病院で自分の30代、40代の姿を思い描けなかった。
保育所があるだけでは、若い人を繋ぎ止めることはできない。
退職を決めた人達の話を聞くと、辞めたくて辞めていくのではない現実がある。

夢を託せる環境を整えてあげられなかったことを、残念に思う。


平成26年3月20日   古賀 八重子