今月の絵本もロングセラーの一冊です。
「かたあしだちょうのエルフ」
エルフは、若くて強くて素晴らしく大きなオスのダチョウです。
子ども好きなエルフは人気者。ところがある日、子ども達を守るためにライオンと戦い足を一本食いちぎられてしまいました。片足では、子ども達と遊ぶことも、エサを探すことも大変になりました。最初は、みんながエサを持ってきてくれましたが、そのうち忘れられていきました。弱ったエルフに、ハイエナやはげわしが、「早く おれたちの えさに なってくれや」といいます。再び、黒ヒョウが襲ってきたときエルフは・・・
読み聞かせの会のお母さんたちの感想をききました。
「助けてもらったことを忘れていく動物たちの姿に、自分も同じだと思った。田舎で、老老介護をしている親の事を、忘れていることがある。」
「お前、今日も学校に来たのか、と言われるようないじめの世界にも通じること」
「自分がしてあげたことは覚えているけれど、してもらったことは忘れるもの」
でも、エルフの結末は、悲しいけれど、エルフらしくステキでした。
平成25年10月25日 古賀 八重子