福島の現実に、傍観者でいることはできないと思いました。
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除染土の入った土嚢幾多 山積みとなって水田埋める
生活の匂いのしない無臭の町 鳥さえ鳴かない無言の被災地
声高かに怒り表わすデモもない原発の町にヒガンバナ咲く
悲しみが深いほど寡黙になるものと被災者の声 福島に聞く
もう住めぬ家と聞きおり 雨漏りを防ぐシートが風に揺れている
居室にもトラック流入し荒れはてし人家に書道の表彰状残る
1日中子どもに会わぬ視察なり 除染終了の校舎はあれども
悲しみが薄れ行く日はないだろう 三月十一日が幾たび来ても
平成25年10月15日 古賀 八重子