幾つになっても、乗りこえなくてはいけない気持ちや課題がある。
取り残されたような、心細い思いを感じることがある。
息子の誕生日、「33年間の人生で、一番嬉しい誕生日だ。A(お嫁さんの名前)、ありがとう」と言うのを聞いて、私も本当に良かったと思った。
その気持ちに嘘は無い。
しかし同時に、自分が、息子を幸せにできる時代は終わったのだと気づかされた。
「生きがいは子どもにあらずと生きてきて いま子の占める位置の大きさ」
夫が亡くなった時、作った歌だ。
私まで居なくなってはいけないと思って、趣味の山登りもやめた。
だから、息子が結婚した時は、本当に嬉しかった。
これからの自分の人生に、何があっても、安心だと思った。
1歳3カ月の孫は、可愛い盛りだ。笑いの絶えない日々である。
それなのに、独りだと思う時がある。
平成25年7月5日 古賀 八重子