自分が看護師に向いているとと思って働いている人は、どれくらい居るのだろうか。
入学生の「看護志向調査」によると、看護師に向いているか疑問という学生が43%、どちらともいえないが38%、つまり80%の学生は、自分は看護師に向かないのではと悩んでいるという。
新人は今、過緊張、不安の中でローテーション研修を続けている。
ペアになった新人が、すごく優秀に見えたり、1週間毎にかわる研修病棟に対応できるか不安になったり、大変な状況である。
昼食を食べに来てくれた新人が「吸引を強くやりずぎて、患者さんの粘膜を傷つけてしまった」と悩んでいる。
カテーテルに血が付いているのを見たら「申し訳なくて・・・」「吸引するのが怖くなってしまった・・・」と言う。
患者さんの苦痛を考えると、安易な慰めの言葉はでない。
でも、病棟には、その看護師が吸引をした日は、コールを押すこともなく熟睡できると言われているプロがいる。
慎重に取り組んでいくことで、技術をみがいてほしい。
新人達には、その優しい心を忘れないで、たくましく育ってほしいと願っている。
平成25年5月10日 古賀 八重子