2013年3月25日月曜日

看護支援相談室便り No.92

パンジーとビオラを20種類60株ほど育てている。
今年もいろいろな花の咲き方だ。
真冬でも元気よく咲き始めた花、いつまでたっても元気がなく、やっと咲いても萎れているような花、同じ種類でも花色の濃さに違いがあるなど、多様である。

しかし、春雨の続いた後、すべての花が満開になってきた。
子どもたちやお年寄りが足をとめて「きれいだね」と見てくれる。
元気がなかった花ほど、今を盛りと咲いている。

4月から、さまざまな履歴の新人たちが入職する。
あせらずに、一人一人の成長を見守っていきたい。

平成25年3月25日  古賀 八重子

2013年3月18日月曜日

看護支援相談室便り No.91

また絵本を買ってしまった。
「大きな木がほしい」という絵本である。
少年の想像力にぐいぐい引き込まれていくと同時に、この本の絵に感動した。
とても丁寧に書いてあり、見ているだけで心が癒される。絵を描いてみたくなる。
絵本は、大人にとっても、いろいろなことを教えてくれる。
でも絵本を見て、「考える」のではなく「感じてほしい」。
いいなあ、きれいだなあ、人間ってやさしいなあと。
そして、時には寂しさや辛さを、感じてほしい。
感性とは、心が動くことだ。
心が動くことで、人は行動する。

4月からやりたいことがある。
それが、支援室の仕事かどうかわからないけど、絵本を読む時間、場所を作りたい。
この病院で、そんな静かな時間をつくれたらと思っている。


平成25年3月18日  古賀 八重子

2013年3月5日火曜日

看護支援相談室便り No.90

欲しいと思っていたトルストイの絵本「3びきのくま」が手に入った。
1962年発行、第101刷、超ロングセラーの本である。
おとうさん・おかあさん・こどもの熊が、繰り返し出てくる。
読み聞かせの会のYさんは、この繰り返しが子ども達に安心感を与えると言う。

「病院の患者さん達も、毎日の繰り返しのなかで、安心している面があるのではないか?看護師は、同じ事の繰り返しを、たいくつではないかと思ってしまう。でも、同じことが続く日々は、患者にとって安心なことかもしれない。特別なことは何もないけれど、毎日の繰り返しが安心できることは、いいことかもしれない」と療養病棟での、今の仕事に結びつけて話してくれた。

ちびまる子ちゃんの4コマ漫画で、おじいちゃんが「いいこともないけど悪いこともない」と言った時、野口さんが「何よりだね」というセリフがあった。

私も、同じような日々が続くことを、ありがたいと思うようになった。


平成25年3月5日  古賀 八重子