今年は、退職したSさんの年賀状が一番元気だった。
「2012年夏、中国の浙江省杭州に第九を歌いに行ってきました。とても感動的な演奏会でした。」
「2013年春には、ハンガリーにて“ブタペスト国際合唱コンペティション”に出場してきます」
仕事の充実が趣味の充実につながったのか、その逆なのかはわからない。
でも、生きている喜びが感じられて、嬉しくなった。
赴任した年の4月、寮に彼女を訪ねた時の姿を思い出すと隔世の感がある。
新人のKさんも、「夢中になれるもの、気分転換になるものを見つけたい」とバスケットのチームに入ったと言う。
仕事でも、趣味でも、夢中になれるものが見つかって、明日が楽しみな生活ができれば、幸せだと思う。
平成25年1月16日 古賀 八重子