やっと実習室のシーツ交換をした。
変えなくてはと思いながら、何日もたってしまった。
仕事の早さには、自信があったのに、家事も仕事もはかどらない。
そんな自分に、いらついてしまう時がある。
「これだけできれば充分」と思えない自分は、人にも厳しい人間かもしれない。
先日、評価表の提出が遅れている新人に「家で5分あれば書けることだから」と言ったら、「5分あれば寝たい」「出来ないといえる自由がほしい」と言われた。
私も、期待し追い込んでいた一人だ。
波乱の1年が終わる。
色々なことがあった。
でも、毎月「成長できたこと」を記録してくれたプリセプターの12月の言葉には
「チームが円滑に動くように、他メンバーに声掛けすることができた」
「まわりの人の仕事を助けられるようになった」など、チームの中での役割をはたせるようになった新人の姿があった。
徳洲会に入職してくれた人達、育ててくれた人達に感謝して、1年を終わりたい。
ありがとうございました。
平成25年12月27日 古賀 八重子
2013年12月27日金曜日
2013年12月20日金曜日
看護支援相談室便り No.126
9か月目の振り返り研修。
同期が久しぶりに会うとにぎやかだ。
言いたいことをストレートに報告しあう。
休日も楽しめないようなストレス、理不尽な態度や言葉。
いつも、看護以前の人間関係が新人たちを苦しめる。
クラークのOさんが、ホームページの写真を撮りに来た時は、「笑って下さい」と言われても誰も笑えなかった。仕方がないので、下を向いて勉強している写真にして貰った。
でも、後半になって、実践レポートのテーマや内容の話になると皆の表情が変わった。
長期入院で、発語も意欲も無かった患者さんが、こまめに声掛けしていく中で反応を返してくれるようになってた、患者さんとの関わりが喜びだと話す顔は明るい。
心配している私を見て、「大丈夫、心配しないで、私、辞めないから」と言う。
「本当にどうしようもなくなったら、病棟を変えてもらう」
「簡単には逃げ出さない」
今年の新人の強さは、これだと思う。
平成25年12月19日 古賀 八重子
同期が久しぶりに会うとにぎやかだ。
言いたいことをストレートに報告しあう。
休日も楽しめないようなストレス、理不尽な態度や言葉。
いつも、看護以前の人間関係が新人たちを苦しめる。
クラークのOさんが、ホームページの写真を撮りに来た時は、「笑って下さい」と言われても誰も笑えなかった。仕方がないので、下を向いて勉強している写真にして貰った。
でも、後半になって、実践レポートのテーマや内容の話になると皆の表情が変わった。
長期入院で、発語も意欲も無かった患者さんが、こまめに声掛けしていく中で反応を返してくれるようになってた、患者さんとの関わりが喜びだと話す顔は明るい。
心配している私を見て、「大丈夫、心配しないで、私、辞めないから」と言う。
「本当にどうしようもなくなったら、病棟を変えてもらう」
「簡単には逃げ出さない」
今年の新人の強さは、これだと思う。
平成25年12月19日 古賀 八重子
2013年12月11日水曜日
看護支援相談室便り No.125
人は、幾つになっても、新しい自分を作ることができる。
一人で、倉敷に行って来た。
めんどうな事が嫌いで(その上、ひどい方向音痴で)、いつも他人任せで連れていって貰っていた。
今回、一人で企画し、ホテルや切符の手配をし、地図を見て町を散策できた。
大原美術館では、エル・グレコの「受胎告知」やゴーギャン、モネ、ピカソなどの作品をゆっくり堪能し、非日常の世界に浸った。
備前焼の工房も何軒か回り、気に入った抹茶碗を、値切って買ったりできた。
夜は、地酒とワインを心行くまで飲み、久しぶりに二日酔いにもなった。
いい旅だった。
平成25年12月10日 古賀 八重子
一人で、倉敷に行って来た。
めんどうな事が嫌いで(その上、ひどい方向音痴で)、いつも他人任せで連れていって貰っていた。
今回、一人で企画し、ホテルや切符の手配をし、地図を見て町を散策できた。
大原美術館では、エル・グレコの「受胎告知」やゴーギャン、モネ、ピカソなどの作品をゆっくり堪能し、非日常の世界に浸った。
備前焼の工房も何軒か回り、気に入った抹茶碗を、値切って買ったりできた。
夜は、地酒とワインを心行くまで飲み、久しぶりに二日酔いにもなった。
いい旅だった。
平成25年12月10日 古賀 八重子
2013年12月4日水曜日
看護支援相談室便り No.124
このところ、頻回に療養病棟をラウンドしている。
60代の新人を抱えて、奮闘しているプリセプターが気になって仕方がない。
人生経験を尊重しながら、根気よく指導してもらいたいと、写真入りの技術書を届けた。
年をとってから、技術を学ぶ大変さは身に沁みてわかる。
私も、35歳で幼児教育科に入学し、ピアノで苦労した。
田舎の小学校にはオルガンしかない子ども時代だった。触ることも許されなかった。和音の聴音ができない私は「音感は、幼児期に鍛えておけ」と言われ、涙が出た。
第2の人生に、看護を選んでくれた仲間だ。何とか働ける場所が見つかってほしい。
平成25年12月3日 古賀 八重子
60代の新人を抱えて、奮闘しているプリセプターが気になって仕方がない。
人生経験を尊重しながら、根気よく指導してもらいたいと、写真入りの技術書を届けた。
年をとってから、技術を学ぶ大変さは身に沁みてわかる。
私も、35歳で幼児教育科に入学し、ピアノで苦労した。
田舎の小学校にはオルガンしかない子ども時代だった。触ることも許されなかった。和音の聴音ができない私は「音感は、幼児期に鍛えておけ」と言われ、涙が出た。
第2の人生に、看護を選んでくれた仲間だ。何とか働ける場所が見つかってほしい。
平成25年12月3日 古賀 八重子
2013年11月26日火曜日
看護支援相談室便り No.123
看護教員のAさんが、支援室を訪ねてくれた。
原因不明の耳痛で2週間休んでいるという。
それなのに、徳洲会の患者さんが減ったのではないかと心配してくれた。
安倍川に住んでいるおかあさんが病気の時、薬がたりないので貰いに行きたいと電話したら、薬剤師さんが届けてくれた、院内処方や夜間診療など、地域の人は本当にありがたいと思っていると言ってくれた。帰りが遅く、なかなか来れないけど支援室に私が居てくれることで、気持ちが楽になると言う。
今日、4年前退職したSさんも、清水から、おばあさんとおじいさんとおかあさんと4人で外来に来てくれた。
この病院の、この部屋で、私はがんばろうと思う。
平成25年11月26日 古賀 八重子
原因不明の耳痛で2週間休んでいるという。
それなのに、徳洲会の患者さんが減ったのではないかと心配してくれた。
安倍川に住んでいるおかあさんが病気の時、薬がたりないので貰いに行きたいと電話したら、薬剤師さんが届けてくれた、院内処方や夜間診療など、地域の人は本当にありがたいと思っていると言ってくれた。帰りが遅く、なかなか来れないけど支援室に私が居てくれることで、気持ちが楽になると言う。
今日、4年前退職したSさんも、清水から、おばあさんとおじいさんとおかあさんと4人で外来に来てくれた。
この病院の、この部屋で、私はがんばろうと思う。
平成25年11月26日 古賀 八重子
2013年11月19日火曜日
看護支援相談室便り No.122
山を始めたいという友人と栗ヶ岳に登った。
友人は、海や富士山、茶畑の牧歌的風景に感嘆の声をあげて喜んでくれた。
往復2時間の訓練コースとして、慣れてしまっていたが、十分美しく楽しめる山だと気づかされた。
連日の徳洲会のニュースに心を痛めている。
「いつでもだれもが、最善の医療をうけられるように」という理念は正しいと思う。
だからこそ、初心にもどって、医療人としての仕事を第1に再生してほしい。
平成25年11月15日 古賀 八重子
友人は、海や富士山、茶畑の牧歌的風景に感嘆の声をあげて喜んでくれた。
往復2時間の訓練コースとして、慣れてしまっていたが、十分美しく楽しめる山だと気づかされた。
連日の徳洲会のニュースに心を痛めている。
「いつでもだれもが、最善の医療をうけられるように」という理念は正しいと思う。
だからこそ、初心にもどって、医療人としての仕事を第1に再生してほしい。
平成25年11月15日 古賀 八重子
2013年11月8日金曜日
看護支援相談室だより No.121
久しぶりにYさんが来室した。
先日、娘さん二人と女子会をした話をしてくれた。
お姉ちゃん(高校生)は、彼もいるのに「自分の顔が好きになれない」と悩んでいる。
妹(中学生)は自分の顔が好きで、この角度が可愛いとか鏡を見て研究している。
妹は、合宿の時も、先生から髪を切るように言われたが、縛っているし、シャンプーしても自分で乾かすことができるからと切らなかった。今回は先生から「スカートが短いから買い換えるように」自宅に電話が入り、本人も生徒指導室によばれて注意された。呼び出された時、お母さんが死んだとかいう話だと思って心配したと言う。
何だかんだと話しながら、スカートは長くすることに決めたそうだ。
自分らしさを求めて悩んでいる娘さんたちの話は、新人たちにもつながる。
答を押し付けず「どの子も、今を一生懸命生きていると思う」と見守るYさんは、肝っ玉かあさんだ。
私は、子ども時代、弱みを素直に出したり、納得できない規則に抗うことはできなかった。
思春期をこんな形で乗りこえていける娘さんたちが羨ましい。
平成25年11月8日 古賀 八重子
先日、娘さん二人と女子会をした話をしてくれた。
お姉ちゃん(高校生)は、彼もいるのに「自分の顔が好きになれない」と悩んでいる。
妹(中学生)は自分の顔が好きで、この角度が可愛いとか鏡を見て研究している。
妹は、合宿の時も、先生から髪を切るように言われたが、縛っているし、シャンプーしても自分で乾かすことができるからと切らなかった。今回は先生から「スカートが短いから買い換えるように」自宅に電話が入り、本人も生徒指導室によばれて注意された。呼び出された時、お母さんが死んだとかいう話だと思って心配したと言う。
何だかんだと話しながら、スカートは長くすることに決めたそうだ。
自分らしさを求めて悩んでいる娘さんたちの話は、新人たちにもつながる。
答を押し付けず「どの子も、今を一生懸命生きていると思う」と見守るYさんは、肝っ玉かあさんだ。
私は、子ども時代、弱みを素直に出したり、納得できない規則に抗うことはできなかった。
思春期をこんな形で乗りこえていける娘さんたちが羨ましい。
平成25年11月8日 古賀 八重子
2013年11月5日火曜日
看護支援相談室便り No.120
新人の6カ月研修の結果をまとめた。
新人の自己評価と、プリセプターによる他者評価の差が顕著だった項目が2点あった。
新人は、「体験や考えを言語化してメンバーに伝える事ができる」は、5段階で平均2.3であり、2:あまりできなかったとの回答が多かった。
プリセプターは、3:できた、4:よくできたと捉えており、平均3.5の評価であった。今年の新人はのびのびしていると見られるが、自分を表出できていない状況は例年と同じである。
一方、「看護援助の根拠を理解している」は、プリセプターからは2.5の評価であった。
しかし、新人はほとんど全員が、3:できたと捉えている。もちろん、現段階ではこれでよいと考える「できた」評価だ。
病棟では、新人の技術への理解もあって、以前のように高度な要求をしなくなったが、気を遣って厳しいことを言わない状況もある。
求めているレベルに達していない点に対しては、わかるように課題を伝えないといけないと思う。
平成25年11月1日 古賀 八重子
新人の自己評価と、プリセプターによる他者評価の差が顕著だった項目が2点あった。
新人は、「体験や考えを言語化してメンバーに伝える事ができる」は、5段階で平均2.3であり、2:あまりできなかったとの回答が多かった。
プリセプターは、3:できた、4:よくできたと捉えており、平均3.5の評価であった。今年の新人はのびのびしていると見られるが、自分を表出できていない状況は例年と同じである。
一方、「看護援助の根拠を理解している」は、プリセプターからは2.5の評価であった。
しかし、新人はほとんど全員が、3:できたと捉えている。もちろん、現段階ではこれでよいと考える「できた」評価だ。
病棟では、新人の技術への理解もあって、以前のように高度な要求をしなくなったが、気を遣って厳しいことを言わない状況もある。
求めているレベルに達していない点に対しては、わかるように課題を伝えないといけないと思う。
平成25年11月1日 古賀 八重子
2013年10月28日月曜日
看護支援相談室便り No.119
今月の絵本もロングセラーの一冊です。
「かたあしだちょうのエルフ」
エルフは、若くて強くて素晴らしく大きなオスのダチョウです。
子ども好きなエルフは人気者。ところがある日、子ども達を守るためにライオンと戦い足を一本食いちぎられてしまいました。片足では、子ども達と遊ぶことも、エサを探すことも大変になりました。最初は、みんながエサを持ってきてくれましたが、そのうち忘れられていきました。弱ったエルフに、ハイエナやはげわしが、「早く おれたちの えさに なってくれや」といいます。再び、黒ヒョウが襲ってきたときエルフは・・・
読み聞かせの会のお母さんたちの感想をききました。
「助けてもらったことを忘れていく動物たちの姿に、自分も同じだと思った。田舎で、老老介護をしている親の事を、忘れていることがある。」
「お前、今日も学校に来たのか、と言われるようないじめの世界にも通じること」
「自分がしてあげたことは覚えているけれど、してもらったことは忘れるもの」
でも、エルフの結末は、悲しいけれど、エルフらしくステキでした。
平成25年10月25日 古賀 八重子
「かたあしだちょうのエルフ」
エルフは、若くて強くて素晴らしく大きなオスのダチョウです。
子ども好きなエルフは人気者。ところがある日、子ども達を守るためにライオンと戦い足を一本食いちぎられてしまいました。片足では、子ども達と遊ぶことも、エサを探すことも大変になりました。最初は、みんながエサを持ってきてくれましたが、そのうち忘れられていきました。弱ったエルフに、ハイエナやはげわしが、「早く おれたちの えさに なってくれや」といいます。再び、黒ヒョウが襲ってきたときエルフは・・・
読み聞かせの会のお母さんたちの感想をききました。
「助けてもらったことを忘れていく動物たちの姿に、自分も同じだと思った。田舎で、老老介護をしている親の事を、忘れていることがある。」
「お前、今日も学校に来たのか、と言われるようないじめの世界にも通じること」
「自分がしてあげたことは覚えているけれど、してもらったことは忘れるもの」
でも、エルフの結末は、悲しいけれど、エルフらしくステキでした。
平成25年10月25日 古賀 八重子
2013年10月18日金曜日
看護支援相談室便り No.118
泣かないで
くじけないで
ぼくがここにいるよ
勇気の花がひらくとき
ぼくが空をとんでいくから
きっと君をたすけるから
(東日本大震災後、やなせたかしさんが被災者に書いたメッセージ)
「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんが亡くなった。94歳。
地震と津波が、引退を考えていたやなせさんを現役に引き留めた。
被災者のために、できることを全力でやってくれた。
アンパンマンが、困った人に自分の顔をちぎって与えるように。
「アンパンマンは“ばいきんまん”を徹底的にやっつけない。強い人が弱い人を徹底的にいじめる社会、勝ち組や負け組がはっきりする社会はだめだ」
「一方的な正義も悪もない」
「真に憎悪すべきは戦争です」
生涯現役を貫いた漫画家は、平和や自由、命の大切さを教えてくれた。
平成25年10月18日 古賀 八重子
くじけないで
ぼくがここにいるよ
勇気の花がひらくとき
ぼくが空をとんでいくから
きっと君をたすけるから
(東日本大震災後、やなせたかしさんが被災者に書いたメッセージ)
「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんが亡くなった。94歳。
地震と津波が、引退を考えていたやなせさんを現役に引き留めた。
被災者のために、できることを全力でやってくれた。
アンパンマンが、困った人に自分の顔をちぎって与えるように。
「アンパンマンは“ばいきんまん”を徹底的にやっつけない。強い人が弱い人を徹底的にいじめる社会、勝ち組や負け組がはっきりする社会はだめだ」
「一方的な正義も悪もない」
「真に憎悪すべきは戦争です」
生涯現役を貫いた漫画家は、平和や自由、命の大切さを教えてくれた。
平成25年10月18日 古賀 八重子
2013年10月16日水曜日
看護支援相談室便り No.117
福島の現実に、傍観者でいることはできないと思いました。
(2)
除染土の入った土嚢幾多 山積みとなって水田埋める
生活の匂いのしない無臭の町 鳥さえ鳴かない無言の被災地
声高かに怒り表わすデモもない原発の町にヒガンバナ咲く
悲しみが深いほど寡黙になるものと被災者の声 福島に聞く
もう住めぬ家と聞きおり 雨漏りを防ぐシートが風に揺れている
居室にもトラック流入し荒れはてし人家に書道の表彰状残る
1日中子どもに会わぬ視察なり 除染終了の校舎はあれども
悲しみが薄れ行く日はないだろう 三月十一日が幾たび来ても
平成25年10月15日 古賀 八重子
(2)
除染土の入った土嚢幾多 山積みとなって水田埋める
生活の匂いのしない無臭の町 鳥さえ鳴かない無言の被災地
声高かに怒り表わすデモもない原発の町にヒガンバナ咲く
悲しみが深いほど寡黙になるものと被災者の声 福島に聞く
もう住めぬ家と聞きおり 雨漏りを防ぐシートが風に揺れている
居室にもトラック流入し荒れはてし人家に書道の表彰状残る
1日中子どもに会わぬ視察なり 除染終了の校舎はあれども
悲しみが薄れ行く日はないだろう 三月十一日が幾たび来ても
平成25年10月15日 古賀 八重子
2013年10月7日月曜日
看護支援相談室便り No.116
人の戻らない町(広野町)、除染の町(楢葉町)、時計が止まった町(富岡町)、
福島へ視察に行ってきました。
被災者の今と、これからの生活を思うと言葉がありません。
(1)
無人の街走りて行けば新築の家に小さきサルスベリ咲く
無人となりし一万六千人の町 人家跡にセイタカアワダチ草群生す
見つけられね命幾千待つ町に止まったままの二時四十七分
除染労働者と一緒にカラスが入るという無人の町の漆黒の夜
灯火の数だけ悲しみあるという 灯火さえも消えた被災地
それでもなお生きねばならぬ人達に除染水漏れのニュースが続く
家族一緒にここに住みたいという願い お金の問題にすり替えないで
平成25年10月7日 古賀 八重子
福島へ視察に行ってきました。
被災者の今と、これからの生活を思うと言葉がありません。
(1)
無人の街走りて行けば新築の家に小さきサルスベリ咲く
無人となりし一万六千人の町 人家跡にセイタカアワダチ草群生す
見つけられね命幾千待つ町に止まったままの二時四十七分
除染労働者と一緒にカラスが入るという無人の町の漆黒の夜
灯火の数だけ悲しみあるという 灯火さえも消えた被災地
それでもなお生きねばならぬ人達に除染水漏れのニュースが続く
家族一緒にここに住みたいという願い お金の問題にすり替えないで
平成25年10月7日 古賀 八重子
2013年9月30日月曜日
看護支援相談室便り No.115
さわやかウォーキングで、新美南吉記念館に行ってきた。
それは、古里とよく似た原風景の中にあった。
遊歩道が巡り、せせらぎがながれている童話の森、
展示室では、夭折した作家の悔しい思いも受けとめた。
ひさしぶりの静かな時間、ゆっくりと「ごんぎつね」を読んだ。
かなしい結末だけど、誰かのために、何かできることは幸せではないか、
「でんでんむしのかなしみ」「ごんぎつね」「てぶくろをかいに」・・・
どの作品も、やさしさやあたたかさを感じさせてくれる。
この頃、人間のいろいろな面を見たり聞いたりする日々が続いている。
でも、どんな事があっても、人間は人間、人生は生きるに値するものだと、励まされて帰って来た。
10月の展示本の1冊は、「ごんぎつね」です。
平成25年9月27日 古賀 八重子
それは、古里とよく似た原風景の中にあった。
遊歩道が巡り、せせらぎがながれている童話の森、
展示室では、夭折した作家の悔しい思いも受けとめた。
ひさしぶりの静かな時間、ゆっくりと「ごんぎつね」を読んだ。
かなしい結末だけど、誰かのために、何かできることは幸せではないか、
「でんでんむしのかなしみ」「ごんぎつね」「てぶくろをかいに」・・・
どの作品も、やさしさやあたたかさを感じさせてくれる。
この頃、人間のいろいろな面を見たり聞いたりする日々が続いている。
でも、どんな事があっても、人間は人間、人生は生きるに値するものだと、励まされて帰って来た。
10月の展示本の1冊は、「ごんぎつね」です。
平成25年9月27日 古賀 八重子
2013年9月24日火曜日
看護支援相談室便り No.114
Aさんが退職の挨拶に見えた。
専修話した時は、9月30日までという事だった。
もう限界です、という。
「大学を卒業して4年間、どこへ行っても1ヶ月しか続かなかったけど、ここで6カ月働くことができて、自分も続けることができると思うことができた。
新しいことに挑戦できる力をもらった。
ウェブデザイナーになります。」
別人のように、スッキリした顔で言われると、良かったねとしか言えない。
「6カ月しか」でなく「6カ月も働けた」という捉え方は、新鮮だった。
最初の作品ができたら、見せてくれるという。
元気なら、それでいいとしよう。
平成25年9月30日 古賀 八重子
専修話した時は、9月30日までという事だった。
もう限界です、という。
「大学を卒業して4年間、どこへ行っても1ヶ月しか続かなかったけど、ここで6カ月働くことができて、自分も続けることができると思うことができた。
新しいことに挑戦できる力をもらった。
ウェブデザイナーになります。」
別人のように、スッキリした顔で言われると、良かったねとしか言えない。
「6カ月しか」でなく「6カ月も働けた」という捉え方は、新鮮だった。
最初の作品ができたら、見せてくれるという。
元気なら、それでいいとしよう。
平成25年9月30日 古賀 八重子
2013年9月14日土曜日
看護支援相談室便り No.113
「自分は、ナースとしての適性がないのではないか?
感受性が強すぎて、働き辛い」とAさんが言う。
先日も患者さんが亡くなった時、その場にいることも辛いと思った。
先輩から、「患者さんが亡くなるたびに落ち込んでいたらやっていけないよ、割り切って処理しないと」と言われた。
「処理」と言う言葉が胸に刺さった。
私は、そんな風になれない、やっぱり看護師には向かない。
余力が残っているうちに、新しい道に進みたい、と言う。
理解力もあり、やさしいAさんは、いいナースになると思っていた。
私も、同じ悩みを感じたことがある、
でも、人間の死や苦しみに感覚を鈍らすことがないように努力してきた。
今の気持ちを大切にしてもいいのではないか、と伝えた。
「看護に、未練はない」
この言葉はこたえた。
平成25年9月13日 古賀 八重子
感受性が強すぎて、働き辛い」とAさんが言う。
先日も患者さんが亡くなった時、その場にいることも辛いと思った。
先輩から、「患者さんが亡くなるたびに落ち込んでいたらやっていけないよ、割り切って処理しないと」と言われた。
「処理」と言う言葉が胸に刺さった。
私は、そんな風になれない、やっぱり看護師には向かない。
余力が残っているうちに、新しい道に進みたい、と言う。
理解力もあり、やさしいAさんは、いいナースになると思っていた。
私も、同じ悩みを感じたことがある、
でも、人間の死や苦しみに感覚を鈍らすことがないように努力してきた。
今の気持ちを大切にしてもいいのではないか、と伝えた。
「看護に、未練はない」
この言葉はこたえた。
平成25年9月13日 古賀 八重子
2013年9月2日月曜日
看護支援相談室便り No.112
Kさんが8月末での退職を決めた。
今日、最後の昼食を二人で食べた。
私は、新人教育の責任を果たせなかった。
一番辛いのは、彼女の次の場所がみえないことだ。
「この6カ月、走り続けてきたから、少しゆっくりしたい。
尾瀬に行ってきます。お土産持ってまた来ます。」
まだ乗りこえる時間はなかったはずだから「これから」の話はしなかった。
何もできなくてゴメンと言ったら、居てくれただけで助かったですと言ってくれた。
今回も育てられたのは、私の方だった。
平成25年8月30日 古賀 八重子
今日、最後の昼食を二人で食べた。
私は、新人教育の責任を果たせなかった。
一番辛いのは、彼女の次の場所がみえないことだ。
「この6カ月、走り続けてきたから、少しゆっくりしたい。
尾瀬に行ってきます。お土産持ってまた来ます。」
まだ乗りこえる時間はなかったはずだから「これから」の話はしなかった。
何もできなくてゴメンと言ったら、居てくれただけで助かったですと言ってくれた。
今回も育てられたのは、私の方だった。
平成25年8月30日 古賀 八重子
2013年8月26日月曜日
看護支援相談室便り No.111
新聞もテレビもイチローの快挙を伝えている。
日米通算4000本安打。
記録の前日も、代走のみの出場場面で、見事な三盗を見せてくれた。
プロとして、打つ、走る、守る、のすべてにおいて「見せる場面」を作ってくれる。
「四千本のヒットを打つには、八千回以上の悔しい思いをしてきている。
それと常に自分なりに向き合ってきた。
誇れるとしたら、そこ」
逃げないで、向き合っていきたい。
平成25年8月23日 古賀 八重子
日米通算4000本安打。
記録の前日も、代走のみの出場場面で、見事な三盗を見せてくれた。
プロとして、打つ、走る、守る、のすべてにおいて「見せる場面」を作ってくれる。
「四千本のヒットを打つには、八千回以上の悔しい思いをしてきている。
それと常に自分なりに向き合ってきた。
誇れるとしたら、そこ」
逃げないで、向き合っていきたい。
平成25年8月23日 古賀 八重子
2013年8月16日金曜日
看護支援相談室便り No.110
「ほーめられて育つタイプですー」というCMが人気だ。
ほとんどの人はそうだと思う。
1歳4カ月の孫でさえ、ほめられると自分で「いいこいいこ」して喜ぶ。
ゴミを拾ってくれたのをほめると、どんな小さなゴミでも見つけてゴミ箱に入れている。
メガネを持ってきてくれたのを喜ぶと、私がメガネをしていないと、メガネを探し廻る。
いいことをして「どうだ」というように大人の顔をみる時の得意げな顔は、本当に可愛い。
この4カ月、ほめられることがなかったKさんの気持ちを考えると、どんな「問題」があるにせよ切ない。
「一人一人に可能性はあるが、それぞれ限界もある」
その限界を決めるのは、誰か?
考えさせられる。
平成25年8月16日 古賀 八重子
ほとんどの人はそうだと思う。
1歳4カ月の孫でさえ、ほめられると自分で「いいこいいこ」して喜ぶ。
ゴミを拾ってくれたのをほめると、どんな小さなゴミでも見つけてゴミ箱に入れている。
メガネを持ってきてくれたのを喜ぶと、私がメガネをしていないと、メガネを探し廻る。
いいことをして「どうだ」というように大人の顔をみる時の得意げな顔は、本当に可愛い。
この4カ月、ほめられることがなかったKさんの気持ちを考えると、どんな「問題」があるにせよ切ない。
「一人一人に可能性はあるが、それぞれ限界もある」
その限界を決めるのは、誰か?
考えさせられる。
平成25年8月16日 古賀 八重子
2013年8月12日月曜日
看護支援相談室便り No.109
卒業生から、支援室便りを読むと、元気がないようで心配と電話がかかってきた。
確かに、仕事は順調ではないし、母は入院しているし、夏風邪は治らない。
とても元気とはいえない状況だ。しかし、まいってはいられない。
Sさんがハンガリーのお土産を持って、訪ねて来てくれた。
久しぶりに、一緒に昼食を食べた。
結果的には、当院を退職した彼女だが、看護師として仕事を続けてくれている。
「今も、この病院で教えてもらったことが原点になっています」と言ってくれた。
病棟を代わったKさんの状況は変わっていない。
ただ、嬉しいことがあった。
「3回言わなきゃわからないなら3回言えばいいこと」と楽天的なYさん、自分も手術後で大変なのに、私は大丈夫、Kさんについていてと協力体制をとってくれている看護師さん、
自分のこどもが就職して、このような状況におかれたらと考えると涙が出る、と言ってママさんナースたちは、もう少し支えていこうとしてくれている。
失敗や不安を受入れ、一緒に耐える力が必要だという提案をありがたく思う。
もちろん、何とかしたいと言う善意だけで解決するとは思わない。
ただ、Kさんのことを自分の痛みとして考えてくれている看護師さん達に、私は感動している。
どこまで私達は、耐えて待つ事ができるのだろうか。
平成25年8月12日 古賀 八重子
確かに、仕事は順調ではないし、母は入院しているし、夏風邪は治らない。
とても元気とはいえない状況だ。しかし、まいってはいられない。
Sさんがハンガリーのお土産を持って、訪ねて来てくれた。
久しぶりに、一緒に昼食を食べた。
結果的には、当院を退職した彼女だが、看護師として仕事を続けてくれている。
「今も、この病院で教えてもらったことが原点になっています」と言ってくれた。
病棟を代わったKさんの状況は変わっていない。
ただ、嬉しいことがあった。
「3回言わなきゃわからないなら3回言えばいいこと」と楽天的なYさん、自分も手術後で大変なのに、私は大丈夫、Kさんについていてと協力体制をとってくれている看護師さん、
自分のこどもが就職して、このような状況におかれたらと考えると涙が出る、と言ってママさんナースたちは、もう少し支えていこうとしてくれている。
失敗や不安を受入れ、一緒に耐える力が必要だという提案をありがたく思う。
もちろん、何とかしたいと言う善意だけで解決するとは思わない。
ただ、Kさんのことを自分の痛みとして考えてくれている看護師さん達に、私は感動している。
どこまで私達は、耐えて待つ事ができるのだろうか。
平成25年8月12日 古賀 八重子
2013年8月5日月曜日
看護支援相談室便り No.108
人を信頼するにも、体力・気力が必要だと思う。
指導方法が分からないと言われている新人と、6時間話をしていたら、体調が悪くなってしまった。
「申し訳ないけど、病棟に行けないなら家に帰って、考えてほしい」と言ってしまった。
今まで、毎日のように支援室に来ていた新人と関わっても、そんな気持ちになることはなかった。
「1年待ったら、何とかなる」という気持ちが、揺らぐことはなかった。
この2ヶ月間、師長さんやプリセプターと何回も話し合い、指導を重ねて来たが、「看護をする」ところまで行けなかった。
これからどうするか、考える作業をしている途中で、私がギブアップしてしまった。
明日、8月3日から、新しい病棟で働くことになった。
紆余曲折はあったが、看護師をやめなかった選択を、信じたい。
平成25年8月2日 古賀 八重子
指導方法が分からないと言われている新人と、6時間話をしていたら、体調が悪くなってしまった。
「申し訳ないけど、病棟に行けないなら家に帰って、考えてほしい」と言ってしまった。
今まで、毎日のように支援室に来ていた新人と関わっても、そんな気持ちになることはなかった。
「1年待ったら、何とかなる」という気持ちが、揺らぐことはなかった。
この2ヶ月間、師長さんやプリセプターと何回も話し合い、指導を重ねて来たが、「看護をする」ところまで行けなかった。
これからどうするか、考える作業をしている途中で、私がギブアップしてしまった。
明日、8月3日から、新しい病棟で働くことになった。
紆余曲折はあったが、看護師をやめなかった選択を、信じたい。
平成25年8月2日 古賀 八重子
2013年7月29日月曜日
看護支援相談室便り No107
今月の展示絵本の一冊は、「えこよみ」です。
日本の四季を表す言葉の豊かさに驚いている。
瓶覗(かめのぞき)という藍色、梅雨明けの頃にそよ吹く白南風(しろばえ)、
一日花のムクゲに(槿花一朝)のはかなさを感じる。
言葉を知ってから、美しさがさらに印象的になった。
言葉が世界を広げてくれる。
1月から、習いだした茶道もそうだ。
新しい事を学ぶ喜びにわくわくする。
支援室に、中途採用のベテランナースが来てくれるようになった。
彼女達に新しい知識や技術の提供して、学ぶ喜びに繋がったらと思う。
新しい仕事は、自己実現につながる。
仕事の質は、患者さんに反映していく。
学ぶことで「新しいことが見える」「世界が広がる」ことは、楽しい。
平成25年7月26日 古賀 八重子
日本の四季を表す言葉の豊かさに驚いている。
瓶覗(かめのぞき)という藍色、梅雨明けの頃にそよ吹く白南風(しろばえ)、
一日花のムクゲに(槿花一朝)のはかなさを感じる。
言葉を知ってから、美しさがさらに印象的になった。
言葉が世界を広げてくれる。
1月から、習いだした茶道もそうだ。
新しい事を学ぶ喜びにわくわくする。
支援室に、中途採用のベテランナースが来てくれるようになった。
彼女達に新しい知識や技術の提供して、学ぶ喜びに繋がったらと思う。
新しい仕事は、自己実現につながる。
仕事の質は、患者さんに反映していく。
学ぶことで「新しいことが見える」「世界が広がる」ことは、楽しい。
平成25年7月26日 古賀 八重子
2013年7月22日月曜日
看護支援相談室便り No.106
母の老衰がすすんでいる。
とうとう車椅子になってしまった。
手や足に力が入らないと言う。
久しぶりに握った母の手は、硬縮がすすみ変形している。
壷井繁治の「冬の手」を思い出した。
「・・・わが手、北風に吹き曝されし冬の手、
ああ、されど、この手もて愛撫したきもの、数かぎりなし・・・」
母には、まだ抱いてほしい子ども(ひ孫)たちが居る。
見てほしい世界がある。
食べさせたい物がある。
「母の好きなグリンピースごはんの差し入れ 小さくふあっとお握りにして」
平成25年7月19日 古賀 八重子
とうとう車椅子になってしまった。
手や足に力が入らないと言う。
久しぶりに握った母の手は、硬縮がすすみ変形している。
壷井繁治の「冬の手」を思い出した。
「・・・わが手、北風に吹き曝されし冬の手、
ああ、されど、この手もて愛撫したきもの、数かぎりなし・・・」
母には、まだ抱いてほしい子ども(ひ孫)たちが居る。
見てほしい世界がある。
食べさせたい物がある。
「母の好きなグリンピースごはんの差し入れ 小さくふあっとお握りにして」
平成25年7月19日 古賀 八重子
2013年7月16日火曜日
看護支援相談室便り No.105
日曜日、遅い朝食をとりながら、やなせたかしへのインタビューを聞いた。
94歳で、現役の漫画家として、こども達に夢を与えて続けている。
[ 戦地で、たんぽぽまで食べるような経験をし、「ひもじい人達を救うことが正義」という原点に気づいた。
世の中には、アンパンマンとバイキンマンの両方が必要だ。
絶望しない、希望を失わない、今日一日を精一杯生きていけば、明日につながる。]
幾つかの言葉が、心に染みた。
新人のことで、悩んでいる日々が続いている。
臨床では、待って欲しいというのにも限度がある。
結論を急がないでほしいとお願いしているが、状況に変化は見られない。
私まで、追い込まれていくようだった。
だから、やなせ氏の言葉を、あきらめたら終わりというメッセージとして受けとめた。
明日、プリセプターを話をして、できることから始めよう。、
まだ、時間はある。
平成25年7月12日 古賀 八重子
94歳で、現役の漫画家として、こども達に夢を与えて続けている。
[ 戦地で、たんぽぽまで食べるような経験をし、「ひもじい人達を救うことが正義」という原点に気づいた。
世の中には、アンパンマンとバイキンマンの両方が必要だ。
絶望しない、希望を失わない、今日一日を精一杯生きていけば、明日につながる。]
幾つかの言葉が、心に染みた。
新人のことで、悩んでいる日々が続いている。
臨床では、待って欲しいというのにも限度がある。
結論を急がないでほしいとお願いしているが、状況に変化は見られない。
私まで、追い込まれていくようだった。
だから、やなせ氏の言葉を、あきらめたら終わりというメッセージとして受けとめた。
明日、プリセプターを話をして、できることから始めよう。、
まだ、時間はある。
平成25年7月12日 古賀 八重子
2013年7月7日日曜日
看護支援相談室便り No.104
幾つになっても、乗りこえなくてはいけない気持ちや課題がある。
取り残されたような、心細い思いを感じることがある。
息子の誕生日、「33年間の人生で、一番嬉しい誕生日だ。A(お嫁さんの名前)、ありがとう」と言うのを聞いて、私も本当に良かったと思った。
その気持ちに嘘は無い。
しかし同時に、自分が、息子を幸せにできる時代は終わったのだと気づかされた。
「生きがいは子どもにあらずと生きてきて いま子の占める位置の大きさ」
夫が亡くなった時、作った歌だ。
私まで居なくなってはいけないと思って、趣味の山登りもやめた。
だから、息子が結婚した時は、本当に嬉しかった。
これからの自分の人生に、何があっても、安心だと思った。
1歳3カ月の孫は、可愛い盛りだ。笑いの絶えない日々である。
それなのに、独りだと思う時がある。
平成25年7月5日 古賀 八重子
取り残されたような、心細い思いを感じることがある。
息子の誕生日、「33年間の人生で、一番嬉しい誕生日だ。A(お嫁さんの名前)、ありがとう」と言うのを聞いて、私も本当に良かったと思った。
その気持ちに嘘は無い。
しかし同時に、自分が、息子を幸せにできる時代は終わったのだと気づかされた。
「生きがいは子どもにあらずと生きてきて いま子の占める位置の大きさ」
夫が亡くなった時、作った歌だ。
私まで居なくなってはいけないと思って、趣味の山登りもやめた。
だから、息子が結婚した時は、本当に嬉しかった。
これからの自分の人生に、何があっても、安心だと思った。
1歳3カ月の孫は、可愛い盛りだ。笑いの絶えない日々である。
それなのに、独りだと思う時がある。
平成25年7月5日 古賀 八重子
2013年7月1日月曜日
看護支援相談室便り No.103
サッカー少年のその後、Yさんの報告
「頑張りノート」をつけてサッカーをやりだした小6の息子さんが、辞めてしまったという。
監督に聞くと「この頃、やる気が全くみられない。練習中にため息をついたり、簡単にボールをとられたりしている。笑顔がみられなくなった。しばらく休ませてください」
と月謝も受け取って貰えなかった。
息子さんに聞くと、「わざとため息をついたり、ボールをとられたりした」
サッカーをやりたくないと全身でアピールしたと言う。
先のことばかり考えて頑張らせることに、抵抗したのかもしれない。
苦しんでいることをわかってほしい、という子どもなりのメッセージだと思い、黙って様子をみている。
夕ご飯を皆で食べられるようになった。温泉にも行ける。
ゆとりができ、ダンボールで家をつくったりして遊んでいる。
1ヶ月たったこの頃、帰りが遅い日があった。
小学校の堀の外から、友人たちのサッカーを見て来たという。
これから、どうするのか、何が一番いいのか、わからない。
でも、ジグザグしながら、こどもも新人も育っていくのだと思う。
平成25年6月28日 古賀 八重子
「頑張りノート」をつけてサッカーをやりだした小6の息子さんが、辞めてしまったという。
監督に聞くと「この頃、やる気が全くみられない。練習中にため息をついたり、簡単にボールをとられたりしている。笑顔がみられなくなった。しばらく休ませてください」
と月謝も受け取って貰えなかった。
息子さんに聞くと、「わざとため息をついたり、ボールをとられたりした」
サッカーをやりたくないと全身でアピールしたと言う。
先のことばかり考えて頑張らせることに、抵抗したのかもしれない。
苦しんでいることをわかってほしい、という子どもなりのメッセージだと思い、黙って様子をみている。
夕ご飯を皆で食べられるようになった。温泉にも行ける。
ゆとりができ、ダンボールで家をつくったりして遊んでいる。
1ヶ月たったこの頃、帰りが遅い日があった。
小学校の堀の外から、友人たちのサッカーを見て来たという。
これから、どうするのか、何が一番いいのか、わからない。
でも、ジグザグしながら、こどもも新人も育っていくのだと思う。
平成25年6月28日 古賀 八重子
2013年6月14日金曜日
看護支援相談室便り No.102
ヤンキースのイチローのニュースが少なくなってきた。
私がイチローのファンだと知っている、友人や卒業生が心配してくれる。
「イチローがヒットを2本打つだけで元気になれる私のプチ鬱」
数年前の年賀状に書いた歌だ。長い間、イチローに励まされてきた。
でも、活躍している時だけ応援するのがファンではない。
逆境の中で、耐えている姿にも励まされる。
定位置もなく、時には代打での出場になった。
どんな気持ちで、集中力を高め、体力を維持しているのか。
私は、数少ないニュースを探しつつ、
「それでもがんばっている」イチローのファンであり続けている。
平成25年6月13日 古賀 八重子
私がイチローのファンだと知っている、友人や卒業生が心配してくれる。
「イチローがヒットを2本打つだけで元気になれる私のプチ鬱」
数年前の年賀状に書いた歌だ。長い間、イチローに励まされてきた。
でも、活躍している時だけ応援するのがファンではない。
逆境の中で、耐えている姿にも励まされる。
定位置もなく、時には代打での出場になった。
どんな気持ちで、集中力を高め、体力を維持しているのか。
私は、数少ないニュースを探しつつ、
「それでもがんばっている」イチローのファンであり続けている。
平成25年6月13日 古賀 八重子
2013年6月1日土曜日
看護支援相談室便り No.101
今日も、新人が来て、話していった。
解決策を求めている訳でもなく、答えを言うつもりもない話だが、大人の常識を押し付けたのではないか、もっと他の考え方があるのではないか、迷うことがある。
そんな時、4人の子どもを育てているYさんの話は、参考になる。
小学校6年生の子どもさんが、サッカーをやめたいと言った時、すぐに、いいとも悪いとも言わないで考えさせた。
サッカーをやっていても楽しくない理由は何か、
嫌いなものの中にも、ほんの少しでも、好きな所はないか、
今の自分にできることは、何か、
じっくり聴く中で、「本当は卓球をやりたい。中学になったら卓球部に入るつもりだ。そのための体力づくりだと思えば、続けられるよ。」
と自分で答えをだしてからは、「卓球がんばりノート」を作り、表紙に「サッカーをやるのは、卓球のための体力づくり」と書いて、毎日の目標を立てて、取り組みだしたという。
このようにして、がまんする力、
やりたいことを伝える力、
自分で決めて、やり抜く力がつくのだろう。
平成25年5月31日 古賀 八重子
解決策を求めている訳でもなく、答えを言うつもりもない話だが、大人の常識を押し付けたのではないか、もっと他の考え方があるのではないか、迷うことがある。
そんな時、4人の子どもを育てているYさんの話は、参考になる。
小学校6年生の子どもさんが、サッカーをやめたいと言った時、すぐに、いいとも悪いとも言わないで考えさせた。
サッカーをやっていても楽しくない理由は何か、
嫌いなものの中にも、ほんの少しでも、好きな所はないか、
今の自分にできることは、何か、
じっくり聴く中で、「本当は卓球をやりたい。中学になったら卓球部に入るつもりだ。そのための体力づくりだと思えば、続けられるよ。」
と自分で答えをだしてからは、「卓球がんばりノート」を作り、表紙に「サッカーをやるのは、卓球のための体力づくり」と書いて、毎日の目標を立てて、取り組みだしたという。
このようにして、がまんする力、
やりたいことを伝える力、
自分で決めて、やり抜く力がつくのだろう。
平成25年5月31日 古賀 八重子
2013年5月24日金曜日
看護支援相談室便り No.100
5月の絵本は、新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」を選んだ。
皇后さまが「何度となく、思いがけない時に、記憶によみがえってきた」
(第26回国際児童図書評議会基調講演より)という絵本である。
「わたしは なんと いうふしあわせな ものでしょう。
わたしの せなかの からの なかには かなしみが いっぱい つまって いるのです」となげいていた、でんでんむしが、
「かなしみは だれでも もって いるのだ。
わたしばかりでは ないのだ。
わたしは わたしの かなしみを こらえて いかなきゃ ならない」と気づいて生きていくお話です。
このお話を思い出す時の、皇后さまのかなしみを、想像することはできない。
でも、どんあ人にも、背負って生きていかなければいけない「かなしみ」がある。
くじけそうになった時、そのことを、記憶によみがえらせて、生きていきたい。
平成25年5月24日 古賀 八重子
皇后さまが「何度となく、思いがけない時に、記憶によみがえってきた」
(第26回国際児童図書評議会基調講演より)という絵本である。
「わたしは なんと いうふしあわせな ものでしょう。
わたしの せなかの からの なかには かなしみが いっぱい つまって いるのです」となげいていた、でんでんむしが、
「かなしみは だれでも もって いるのだ。
わたしばかりでは ないのだ。
わたしは わたしの かなしみを こらえて いかなきゃ ならない」と気づいて生きていくお話です。
このお話を思い出す時の、皇后さまのかなしみを、想像することはできない。
でも、どんあ人にも、背負って生きていかなければいけない「かなしみ」がある。
くじけそうになった時、そのことを、記憶によみがえらせて、生きていきたい。
平成25年5月24日 古賀 八重子
2013年5月21日火曜日
看護支援相談室便り No.99
毎年、5月の休日は忙しい。
春から夏の花への植え替え時であり、梅雨ごとに伸びた草とりも際限がない。
先日、雑草について、考えさせられる記事があった。
御所の庭の茂りすぎた草を、サッパリさせようと刈り払った時、お帰りになった昭和天皇が「雑草という草はない」
「どんな植物でも、みな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で、生を営んでいる。人間の一方的な考え方で雑草ときめつけてしまうのはいけない」と侍従をたしなめたという(入江相政編「宮中侍従物語」
至言だと思う。
しかし、庶民の庭は手入れをさぼると蚊が出て、近所から苦情が来る。
よく見れば、ヒメジオンも、カタバミも可愛い花だ。
抜くか、抜かないか、迷った挙句、抜いた。
これから、梅雨に入り、真夏の太陽が照りつける中、「雑草の生」を守ることは、できそうもない。
どんな人間にも、生きる権利や値打ちがある、と言いながら、草を分別しているようなことをしているのかも知れない。
後ろめたさを感じつつ、灯籠の下の母子草と、白い花が大好きなドクダミだけは残した。
平成25年5月17日 古賀 八重子
春から夏の花への植え替え時であり、梅雨ごとに伸びた草とりも際限がない。
先日、雑草について、考えさせられる記事があった。
御所の庭の茂りすぎた草を、サッパリさせようと刈り払った時、お帰りになった昭和天皇が「雑草という草はない」
「どんな植物でも、みな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で、生を営んでいる。人間の一方的な考え方で雑草ときめつけてしまうのはいけない」と侍従をたしなめたという(入江相政編「宮中侍従物語」
至言だと思う。
しかし、庶民の庭は手入れをさぼると蚊が出て、近所から苦情が来る。
よく見れば、ヒメジオンも、カタバミも可愛い花だ。
抜くか、抜かないか、迷った挙句、抜いた。
これから、梅雨に入り、真夏の太陽が照りつける中、「雑草の生」を守ることは、できそうもない。
どんな人間にも、生きる権利や値打ちがある、と言いながら、草を分別しているようなことをしているのかも知れない。
後ろめたさを感じつつ、灯籠の下の母子草と、白い花が大好きなドクダミだけは残した。
平成25年5月17日 古賀 八重子
2013年5月10日金曜日
看護支援相談室便り No.98
自分が看護師に向いているとと思って働いている人は、どれくらい居るのだろうか。
入学生の「看護志向調査」によると、看護師に向いているか疑問という学生が43%、どちらともいえないが38%、つまり80%の学生は、自分は看護師に向かないのではと悩んでいるという。
新人は今、過緊張、不安の中でローテーション研修を続けている。
ペアになった新人が、すごく優秀に見えたり、1週間毎にかわる研修病棟に対応できるか不安になったり、大変な状況である。
昼食を食べに来てくれた新人が「吸引を強くやりずぎて、患者さんの粘膜を傷つけてしまった」と悩んでいる。
カテーテルに血が付いているのを見たら「申し訳なくて・・・」「吸引するのが怖くなってしまった・・・」と言う。
患者さんの苦痛を考えると、安易な慰めの言葉はでない。
でも、病棟には、その看護師が吸引をした日は、コールを押すこともなく熟睡できると言われているプロがいる。
慎重に取り組んでいくことで、技術をみがいてほしい。
新人達には、その優しい心を忘れないで、たくましく育ってほしいと願っている。
平成25年5月10日 古賀 八重子
入学生の「看護志向調査」によると、看護師に向いているか疑問という学生が43%、どちらともいえないが38%、つまり80%の学生は、自分は看護師に向かないのではと悩んでいるという。
新人は今、過緊張、不安の中でローテーション研修を続けている。
ペアになった新人が、すごく優秀に見えたり、1週間毎にかわる研修病棟に対応できるか不安になったり、大変な状況である。
昼食を食べに来てくれた新人が「吸引を強くやりずぎて、患者さんの粘膜を傷つけてしまった」と悩んでいる。
カテーテルに血が付いているのを見たら「申し訳なくて・・・」「吸引するのが怖くなってしまった・・・」と言う。
患者さんの苦痛を考えると、安易な慰めの言葉はでない。
でも、病棟には、その看護師が吸引をした日は、コールを押すこともなく熟睡できると言われているプロがいる。
慎重に取り組んでいくことで、技術をみがいてほしい。
新人達には、その優しい心を忘れないで、たくましく育ってほしいと願っている。
平成25年5月10日 古賀 八重子
2013年5月7日火曜日
看護支援相談室便り No.97
朝、電車に遅れそうだったのに、見学の学生が来る日だと思って庭の花を切ってきた。
通勤のリックの中で、少し変形したけど、ツツジの薄いピンクに、パンジーの黄色や紫がよく映えて美しい。白いテーブルによく似合う。
うっとりしていたら、クラークのOさんが見えて、今日の見学は中止になったと言う。
いつも自分のために、花を活けているが、今朝はちょっと無理してもってきた。
せっかく料理をつくったのに、キャンセルされた気分。
しかし、昼休み、新聞を読んでいたら、ある男性俳優が「5年前から、自分で選んだ花を部屋に飾っている。週に一度、自分で花を買いに行く。人から見れば無駄と思われることにこだわるって大事だと思う」と語っている記事があった。
誰も来ないかもしれない部屋に、花を飾り続けている生活。
でも、だからこそ、来てくれた人が「生の花がある!」と喜んでくれた時が嬉しい。
平成25年5月2日 古賀 八重子
通勤のリックの中で、少し変形したけど、ツツジの薄いピンクに、パンジーの黄色や紫がよく映えて美しい。白いテーブルによく似合う。
うっとりしていたら、クラークのOさんが見えて、今日の見学は中止になったと言う。
いつも自分のために、花を活けているが、今朝はちょっと無理してもってきた。
せっかく料理をつくったのに、キャンセルされた気分。
しかし、昼休み、新聞を読んでいたら、ある男性俳優が「5年前から、自分で選んだ花を部屋に飾っている。週に一度、自分で花を買いに行く。人から見れば無駄と思われることにこだわるって大事だと思う」と語っている記事があった。
誰も来ないかもしれない部屋に、花を飾り続けている生活。
でも、だからこそ、来てくれた人が「生の花がある!」と喜んでくれた時が嬉しい。
平成25年5月2日 古賀 八重子
2013年4月25日木曜日
看護支援相談室便り No.96
ルンバの法則からとったルンバの会という学習会を続けている。
実態はランチが楽しみな会だが、時々は真剣に学習する。
先日は、倫理をテーマに話し合った。
訪問看護の専門看護師がチューターで、在宅医療における医療倫理について報告があった。
医療施設での管理保護される立場にある患者と、「自分の城」である自宅での倫理問題の違いが問題提起された。
大学院に行っている友人は、看護師が簡単に離職する原因に、組織的な倫理を語り合わない職場風土や、医師との関係に関わる倫理的問題がある、という仮説で研究を続けている。
「看護師の仕事は何か」自信を持って答えることができることで、「ねばならぬ」志向から脱却し、自立した看護師になれる、という考えに同感した。
私は、患者さんの声や、若い人の悩みから「人権を守る」という意味で、倫理の研修を強化したいと考えていた。
しかし、倫理の問題と気付かないで悩んでいる看護師のためにも、自由にいろいろな考えを語り合える場が必要だと思う。
平成25年4月25日 古賀 八重子
実態はランチが楽しみな会だが、時々は真剣に学習する。
先日は、倫理をテーマに話し合った。
訪問看護の専門看護師がチューターで、在宅医療における医療倫理について報告があった。
医療施設での管理保護される立場にある患者と、「自分の城」である自宅での倫理問題の違いが問題提起された。
大学院に行っている友人は、看護師が簡単に離職する原因に、組織的な倫理を語り合わない職場風土や、医師との関係に関わる倫理的問題がある、という仮説で研究を続けている。
「看護師の仕事は何か」自信を持って答えることができることで、「ねばならぬ」志向から脱却し、自立した看護師になれる、という考えに同感した。
私は、患者さんの声や、若い人の悩みから「人権を守る」という意味で、倫理の研修を強化したいと考えていた。
しかし、倫理の問題と気付かないで悩んでいる看護師のためにも、自由にいろいろな考えを語り合える場が必要だと思う。
平成25年4月25日 古賀 八重子
2013年4月19日金曜日
看護支援相談室便り No.95
新人が入職して、2週間たった。
8人という状況はとても面白い。活気がある。
ひとりひとりの違いがよく見えるのに、ひとりひとりが目立たない。
8人のなかでの役割分担もできてきたし、お互いを気遣いながら、仲間意識も育っている。
人は、こうしてコミュニケーションをとり、人間関係を深めていく。
どうして、病棟に配置されると、心が通う関係を結びにくくなるのだろう。
解決不能な問題は存在しないし、相手のことを思っての言葉なのに、コミュニケーションが成り立たないことがある。そして、理解しがたい「問題」が発生する。
ローテーション研修が始まった。
「いい病院にするために、一緒にがんばろうね」
そんな関係が成立する職場であってほしい。
平成25年4月18日 古賀 八重子
8人という状況はとても面白い。活気がある。
ひとりひとりの違いがよく見えるのに、ひとりひとりが目立たない。
8人のなかでの役割分担もできてきたし、お互いを気遣いながら、仲間意識も育っている。
人は、こうしてコミュニケーションをとり、人間関係を深めていく。
どうして、病棟に配置されると、心が通う関係を結びにくくなるのだろう。
解決不能な問題は存在しないし、相手のことを思っての言葉なのに、コミュニケーションが成り立たないことがある。そして、理解しがたい「問題」が発生する。
ローテーション研修が始まった。
「いい病院にするために、一緒にがんばろうね」
そんな関係が成立する職場であってほしい。
平成25年4月18日 古賀 八重子
2013年4月11日木曜日
看護支援相談室便り No.94
タケノコの季節になった。
この季節になると、思い出す学生たちがいる。
哀しいほどいじらいく、やさしい学生たちだった。
始業式の時、萩原朔太郎の「竹」の詩を朗読した。
しっかり根をはり、まっすぐに伸びていってほしいと話をまとめるつもりだった。
3年生の数人が、クスクス笑っていたので、私も笑えてきたが、笑いをこらえて読んでいたら、1、2年生まで笑いが広がってしまった。
格調高い、いい詩だったのに、いつものような和やかなムードになってしまった。
終わってから、「真剣に読んだのに、どうして笑えたの?」と聞くと、「先生が先に笑ったから、笑ってあげた方が良いのかと思って」と言う。
こういう場面が何回かあった。
学生のやさしさに感動しつつも、気を遣わなくてはいけない環境に心が痛んだ。
私は、2年で退職した。
学生たちは、みんなで頑張ると言って送ってくれた。
単位を落としそうな学生をサポートし、補習実習の学生の記録物をアドバイスし、支え合ったという。
国家試験の勉強も、毎朝、7時半から登校して頑張り、全員で合格した。
学生たちのやさしさは、本物だった。
平成25年4月11日 古賀 八重子
この季節になると、思い出す学生たちがいる。
哀しいほどいじらいく、やさしい学生たちだった。
始業式の時、萩原朔太郎の「竹」の詩を朗読した。
しっかり根をはり、まっすぐに伸びていってほしいと話をまとめるつもりだった。
3年生の数人が、クスクス笑っていたので、私も笑えてきたが、笑いをこらえて読んでいたら、1、2年生まで笑いが広がってしまった。
格調高い、いい詩だったのに、いつものような和やかなムードになってしまった。
終わってから、「真剣に読んだのに、どうして笑えたの?」と聞くと、「先生が先に笑ったから、笑ってあげた方が良いのかと思って」と言う。
こういう場面が何回かあった。
学生のやさしさに感動しつつも、気を遣わなくてはいけない環境に心が痛んだ。
私は、2年で退職した。
学生たちは、みんなで頑張ると言って送ってくれた。
単位を落としそうな学生をサポートし、補習実習の学生の記録物をアドバイスし、支え合ったという。
国家試験の勉強も、毎朝、7時半から登校して頑張り、全員で合格した。
学生たちのやさしさは、本物だった。
平成25年4月11日 古賀 八重子
2013年4月1日月曜日
看護支援相談室便り No.93
こんな年度初めは初めてである。
あっという間に、4月1日になってしまった。
3月25日の国家試験の発表の後、新人が二人面接に来て入職してくれた。
今年度は、新人8名でのスタートだ。
ローテーション研修のグループ編成や資料の変更・差し替えに追われる中、インターンシップの学生も連日見えてくれている。
病棟の看護師不足は、相当なものがあるので、不安はあるが、この病院を選んで来てくれた人たちに、誠心誠意向かい合って行きたい。
今日から、絵本の展示、はじめました。
長谷川義史の「 いいから いいから ③ 」 絵本館
谷川俊太郎の「 いち 」 国土社
忙しくても「いいから いいから」支援室に来て、
お茶でも飲んでいってください。
平成25年4月1日 古賀 八重子
あっという間に、4月1日になってしまった。
3月25日の国家試験の発表の後、新人が二人面接に来て入職してくれた。
今年度は、新人8名でのスタートだ。
ローテーション研修のグループ編成や資料の変更・差し替えに追われる中、インターンシップの学生も連日見えてくれている。
病棟の看護師不足は、相当なものがあるので、不安はあるが、この病院を選んで来てくれた人たちに、誠心誠意向かい合って行きたい。
今日から、絵本の展示、はじめました。
長谷川義史の「 いいから いいから ③ 」 絵本館
谷川俊太郎の「 いち 」 国土社
忙しくても「いいから いいから」支援室に来て、
お茶でも飲んでいってください。
平成25年4月1日 古賀 八重子
2013年3月25日月曜日
看護支援相談室便り No.92
パンジーとビオラを20種類60株ほど育てている。
今年もいろいろな花の咲き方だ。
真冬でも元気よく咲き始めた花、いつまでたっても元気がなく、やっと咲いても萎れているような花、同じ種類でも花色の濃さに違いがあるなど、多様である。
しかし、春雨の続いた後、すべての花が満開になってきた。
子どもたちやお年寄りが足をとめて「きれいだね」と見てくれる。
元気がなかった花ほど、今を盛りと咲いている。
4月から、さまざまな履歴の新人たちが入職する。
あせらずに、一人一人の成長を見守っていきたい。
平成25年3月25日 古賀 八重子
今年もいろいろな花の咲き方だ。
真冬でも元気よく咲き始めた花、いつまでたっても元気がなく、やっと咲いても萎れているような花、同じ種類でも花色の濃さに違いがあるなど、多様である。
しかし、春雨の続いた後、すべての花が満開になってきた。
子どもたちやお年寄りが足をとめて「きれいだね」と見てくれる。
元気がなかった花ほど、今を盛りと咲いている。
4月から、さまざまな履歴の新人たちが入職する。
あせらずに、一人一人の成長を見守っていきたい。
平成25年3月25日 古賀 八重子
2013年3月18日月曜日
看護支援相談室便り No.91
また絵本を買ってしまった。
「大きな木がほしい」という絵本である。
少年の想像力にぐいぐい引き込まれていくと同時に、この本の絵に感動した。
とても丁寧に書いてあり、見ているだけで心が癒される。絵を描いてみたくなる。
絵本は、大人にとっても、いろいろなことを教えてくれる。
でも絵本を見て、「考える」のではなく「感じてほしい」。
いいなあ、きれいだなあ、人間ってやさしいなあと。
そして、時には寂しさや辛さを、感じてほしい。
感性とは、心が動くことだ。
心が動くことで、人は行動する。
4月からやりたいことがある。
それが、支援室の仕事かどうかわからないけど、絵本を読む時間、場所を作りたい。
この病院で、そんな静かな時間をつくれたらと思っている。
平成25年3月18日 古賀 八重子
「大きな木がほしい」という絵本である。
少年の想像力にぐいぐい引き込まれていくと同時に、この本の絵に感動した。
とても丁寧に書いてあり、見ているだけで心が癒される。絵を描いてみたくなる。
絵本は、大人にとっても、いろいろなことを教えてくれる。
でも絵本を見て、「考える」のではなく「感じてほしい」。
いいなあ、きれいだなあ、人間ってやさしいなあと。
そして、時には寂しさや辛さを、感じてほしい。
感性とは、心が動くことだ。
心が動くことで、人は行動する。
4月からやりたいことがある。
それが、支援室の仕事かどうかわからないけど、絵本を読む時間、場所を作りたい。
この病院で、そんな静かな時間をつくれたらと思っている。
平成25年3月18日 古賀 八重子
2013年3月5日火曜日
看護支援相談室便り No.90
欲しいと思っていたトルストイの絵本「3びきのくま」が手に入った。
1962年発行、第101刷、超ロングセラーの本である。
おとうさん・おかあさん・こどもの熊が、繰り返し出てくる。
読み聞かせの会のYさんは、この繰り返しが子ども達に安心感を与えると言う。
「病院の患者さん達も、毎日の繰り返しのなかで、安心している面があるのではないか?看護師は、同じ事の繰り返しを、たいくつではないかと思ってしまう。でも、同じことが続く日々は、患者にとって安心なことかもしれない。特別なことは何もないけれど、毎日の繰り返しが安心できることは、いいことかもしれない」と療養病棟での、今の仕事に結びつけて話してくれた。
ちびまる子ちゃんの4コマ漫画で、おじいちゃんが「いいこともないけど悪いこともない」と言った時、野口さんが「何よりだね」というセリフがあった。
私も、同じような日々が続くことを、ありがたいと思うようになった。
平成25年3月5日 古賀 八重子
1962年発行、第101刷、超ロングセラーの本である。
おとうさん・おかあさん・こどもの熊が、繰り返し出てくる。
読み聞かせの会のYさんは、この繰り返しが子ども達に安心感を与えると言う。
「病院の患者さん達も、毎日の繰り返しのなかで、安心している面があるのではないか?看護師は、同じ事の繰り返しを、たいくつではないかと思ってしまう。でも、同じことが続く日々は、患者にとって安心なことかもしれない。特別なことは何もないけれど、毎日の繰り返しが安心できることは、いいことかもしれない」と療養病棟での、今の仕事に結びつけて話してくれた。
ちびまる子ちゃんの4コマ漫画で、おじいちゃんが「いいこともないけど悪いこともない」と言った時、野口さんが「何よりだね」というセリフがあった。
私も、同じような日々が続くことを、ありがたいと思うようになった。
平成25年3月5日 古賀 八重子
2013年2月26日火曜日
看護支援相談室便り No.89
入職1カ月のYさんが「失敗ノート?」と言って、日々の記録を見せてくれた。
毎日の仕事を時間ごとに記入し、学んだこと、気づき、感想などがわかりやすく書いてある。
同じ事を聞かなくていいように、教わったことは次にはできるようにしたいと言う。
18年のブランクはあるけれど、いつも人生経験の豊かさに脱帽する。
プライドと経験が集約したノートは、見事だった。
厳しいことを言われることもあるけれど、叱るのはエネルギーのいることだから、ありがたいと思うようにしている。指導してもらえる時間は長くないから、一日も無駄にはできないと。
私が時々「こんなことも勉強するといいと思うよ」と刺激すると、「まだ無理です。今で精一杯」と言うけれど、1年後が楽しみな看護師さんです。
平成25年2月25日 古賀 八重子
毎日の仕事を時間ごとに記入し、学んだこと、気づき、感想などがわかりやすく書いてある。
同じ事を聞かなくていいように、教わったことは次にはできるようにしたいと言う。
18年のブランクはあるけれど、いつも人生経験の豊かさに脱帽する。
プライドと経験が集約したノートは、見事だった。
厳しいことを言われることもあるけれど、叱るのはエネルギーのいることだから、ありがたいと思うようにしている。指導してもらえる時間は長くないから、一日も無駄にはできないと。
私が時々「こんなことも勉強するといいと思うよ」と刺激すると、「まだ無理です。今で精一杯」と言うけれど、1年後が楽しみな看護師さんです。
平成25年2月25日 古賀 八重子
2013年2月19日火曜日
看護支援相談室便り No.88
しっかりと飯を食はせて
陽にあてしふとんにくるみて寝かす仕合せ
河野裕子
昨年、テレビドラマにもなった故・河野裕子の歌である。
私も、こんな生活を喜びとして暮らしてきた。
息子が結婚してから、布団を干している様子があまりないので、気になっていた。
時々、声を掛けていたが、そのうち面倒になって忘れていた。
2年たったら、知らないうちによく干すようになって来た。
今日は風もなく「布団干し日和」と思って自分の布団を干しに行ったら、「すみません、先に干しちゃいました」とベランダ一杯ふとんが干してあった。
「あなた達も私と同じ生活感覚だとわかって、嬉しく思います」と言うと、二人して「当たり前のことですよ」と笑っている。
若い人に、言いたいこともあるけれど、大勢に影響のないことは、黙ってやり続けていけばわかってくれる、と思って一緒に暮らしてきた。
黙っていて良かったと思う。
平成25年2月18日 古賀 八重子
陽にあてしふとんにくるみて寝かす仕合せ
河野裕子
昨年、テレビドラマにもなった故・河野裕子の歌である。
私も、こんな生活を喜びとして暮らしてきた。
息子が結婚してから、布団を干している様子があまりないので、気になっていた。
時々、声を掛けていたが、そのうち面倒になって忘れていた。
2年たったら、知らないうちによく干すようになって来た。
今日は風もなく「布団干し日和」と思って自分の布団を干しに行ったら、「すみません、先に干しちゃいました」とベランダ一杯ふとんが干してあった。
「あなた達も私と同じ生活感覚だとわかって、嬉しく思います」と言うと、二人して「当たり前のことですよ」と笑っている。
若い人に、言いたいこともあるけれど、大勢に影響のないことは、黙ってやり続けていけばわかってくれる、と思って一緒に暮らしてきた。
黙っていて良かったと思う。
平成25年2月18日 古賀 八重子
2013年2月8日金曜日
看護支援相談室便り No.87
「暴力とは、相手を自分の思う通りの姿に変えようとすること」
柔道の代表監督の暴力やパワーハラスメントが問題になっている。
先日、病院でも驚くような指導場面があった。
私は、「問題だ」と指摘された新人の「問題」を聞いて驚いた。
看護する上で必要とは思えない内容だった。
「やっと独り立ちして、受け持ち患者を持って看護できるようになりました」と報告に来てくれた矢先のことだった。
悩まなくていいことで、若い人の看護への期待や夢が失われていくのはとても残念なことだ。
「押しつけられた像を素早く身に付けることは学習ではない。
学習とは、自ら内部から意味を生み出す行為である」
「おびえている人間は学習しない」
安富歩さんが語る孔子の論語
のびのびと学べる環境の中で、学ぶ喜びは見つけられる。
そして、主体的な、考えることのできる人間が育つと思う。
平成25年2月7日 古賀 八重子
柔道の代表監督の暴力やパワーハラスメントが問題になっている。
先日、病院でも驚くような指導場面があった。
私は、「問題だ」と指摘された新人の「問題」を聞いて驚いた。
看護する上で必要とは思えない内容だった。
「やっと独り立ちして、受け持ち患者を持って看護できるようになりました」と報告に来てくれた矢先のことだった。
悩まなくていいことで、若い人の看護への期待や夢が失われていくのはとても残念なことだ。
「押しつけられた像を素早く身に付けることは学習ではない。
学習とは、自ら内部から意味を生み出す行為である」
「おびえている人間は学習しない」
安富歩さんが語る孔子の論語
のびのびと学べる環境の中で、学ぶ喜びは見つけられる。
そして、主体的な、考えることのできる人間が育つと思う。
平成25年2月7日 古賀 八重子
2013年1月31日木曜日
看護支援相談室便り No.86
「仕事の流儀:イチロースペシャル」を見た。
(私は、イチローの大ファンである)
イチローの言葉はいつも哲学的で含蓄がある。
「体力の衰えから打てなくなっても、甘い球を待って打つことはしない。今でも、投手の得意とする難しい球を狙って打つ。瞬間的に結果をだすために、自分が貫いてきたものを失うことはできない。それは、生き方の問題だ」という。
「人間としての成熟期は先にあって、その時まで選手でいたい。野球選手としての死が着実に近づいてきている。笑ってそれを迎えたい、笑って死にたい。それまでは戦っていく」
「好きなことを職業にしているけれど、まわりで見ているほど楽しくない。仕事として技術・精神をみがくのは苦しいことだ」
大変なこともあるが、私は仕事を楽しくやっている。
何か恥ずかしい気もするが、私も、自分が貫いてきてものは守っている。
平成25年1月31日 古賀 八重子
(私は、イチローの大ファンである)
イチローの言葉はいつも哲学的で含蓄がある。
「体力の衰えから打てなくなっても、甘い球を待って打つことはしない。今でも、投手の得意とする難しい球を狙って打つ。瞬間的に結果をだすために、自分が貫いてきたものを失うことはできない。それは、生き方の問題だ」という。
「人間としての成熟期は先にあって、その時まで選手でいたい。野球選手としての死が着実に近づいてきている。笑ってそれを迎えたい、笑って死にたい。それまでは戦っていく」
「好きなことを職業にしているけれど、まわりで見ているほど楽しくない。仕事として技術・精神をみがくのは苦しいことだ」
大変なこともあるが、私は仕事を楽しくやっている。
何か恥ずかしい気もするが、私も、自分が貫いてきてものは守っている。
平成25年1月31日 古賀 八重子
2013年1月28日月曜日
看護支援相談室便り No.85
「愛とは、自分の時間を相手に差し出すこと」
看取りの講演会で聞いた言葉だ。
私は、いつも忙しなく、時間がほしいと思っている。
亡くなった父や夫に対しても、差し出した時間はあまりにも少ない。
しかし、昨年の暮れからお正月にかけて、母のことを第一に考えた幾日かを過ごした。
母のためにおせちを作り、母の好きな歌番組をビデオにとっておいた。
「やらなければいけないこと」は一切忘れて、母と二人の時間を楽しんだ。
母は、ウトウトしたり、話したり、食べたりして一日を過ごした。
自分からすすんで、食器拭きや洗濯物たたみをしてくれた。
今までにない、おだやかなお正月を二人で過ごした。
私が、時間を差し出したのではなく、母から静かな時間をもらったのだった。
看護師もまた患者さんから、いい時間を差し出して貰っているような気がする。
平成25年1月24日 古賀 八重子
看取りの講演会で聞いた言葉だ。
私は、いつも忙しなく、時間がほしいと思っている。
亡くなった父や夫に対しても、差し出した時間はあまりにも少ない。
しかし、昨年の暮れからお正月にかけて、母のことを第一に考えた幾日かを過ごした。
母のためにおせちを作り、母の好きな歌番組をビデオにとっておいた。
「やらなければいけないこと」は一切忘れて、母と二人の時間を楽しんだ。
母は、ウトウトしたり、話したり、食べたりして一日を過ごした。
自分からすすんで、食器拭きや洗濯物たたみをしてくれた。
今までにない、おだやかなお正月を二人で過ごした。
私が、時間を差し出したのではなく、母から静かな時間をもらったのだった。
看護師もまた患者さんから、いい時間を差し出して貰っているような気がする。
平成25年1月24日 古賀 八重子
2013年1月16日水曜日
看護支援相談室便り No.84
今年は、退職したSさんの年賀状が一番元気だった。
「2012年夏、中国の浙江省杭州に第九を歌いに行ってきました。とても感動的な演奏会でした。」
「2013年春には、ハンガリーにて“ブタペスト国際合唱コンペティション”に出場してきます」
仕事の充実が趣味の充実につながったのか、その逆なのかはわからない。
でも、生きている喜びが感じられて、嬉しくなった。
赴任した年の4月、寮に彼女を訪ねた時の姿を思い出すと隔世の感がある。
新人のKさんも、「夢中になれるもの、気分転換になるものを見つけたい」とバスケットのチームに入ったと言う。
仕事でも、趣味でも、夢中になれるものが見つかって、明日が楽しみな生活ができれば、幸せだと思う。
平成25年1月16日 古賀 八重子
「2012年夏、中国の浙江省杭州に第九を歌いに行ってきました。とても感動的な演奏会でした。」
「2013年春には、ハンガリーにて“ブタペスト国際合唱コンペティション”に出場してきます」
仕事の充実が趣味の充実につながったのか、その逆なのかはわからない。
でも、生きている喜びが感じられて、嬉しくなった。
赴任した年の4月、寮に彼女を訪ねた時の姿を思い出すと隔世の感がある。
新人のKさんも、「夢中になれるもの、気分転換になるものを見つけたい」とバスケットのチームに入ったと言う。
仕事でも、趣味でも、夢中になれるものが見つかって、明日が楽しみな生活ができれば、幸せだと思う。
平成25年1月16日 古賀 八重子
2013年1月9日水曜日
看護支援相談室便り No.83
さりながらさりながらとてくりかへす
日常に降る銀の秋雨
永井 陽子
「ありきたりの日常に、雨滴のごとき[銀]を見つけ出すのが、優れた詩人の仕事」という。
私は、詩人ではないが、病院の日常、人のこころ、暮らしの中の思いなどを、丁寧に掬い取っていきたい。
今年もよろしくお願いいたします。
平成25年1月8日 古賀 八重子
日常に降る銀の秋雨
永井 陽子
「ありきたりの日常に、雨滴のごとき[銀]を見つけ出すのが、優れた詩人の仕事」という。
私は、詩人ではないが、病院の日常、人のこころ、暮らしの中の思いなどを、丁寧に掬い取っていきたい。
今年もよろしくお願いいたします。
平成25年1月8日 古賀 八重子
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