2012年10月4日木曜日

看護支援相談室便り No.70

新人の6カ月振り返り研修を行った。
今年は、ローテーション研修が長かったので、病棟配置後2カ月である。
まず成長できたことを、報告し合うことにした。
日勤の業務が、何とか一人でこなせるようになった、
入院・退院業務ができるようになった、
患者とのコミュニケーションのとり方が上手くなってきた、
SOAPの書き方がまとまってきた、等すぐに答えられた新人達はのびのび元気だ。
しかし、ダブルで仕事をしている新人達は、まだ自立できていないので成長したと思えることが無い、学生時代と同じように、計画を報告し、許可をもらった事を看護師と一緒に行っていると言う。
患者の重症度や新人の個人差もあるので、指導方法について一概には言えない。
ただ人が育つには、信頼と自由な環境が必要だと思う。
私が心痛んだのは、「成長できていない」という病棟の人間関係の希薄さである。
自己・他者評価とも「チームメンバーと良い人間関係を作ることができる」項目が1:できない、になっていた。
チームに入れないのは、新人だけの責任だろうか。
期待されていない事を、毎日感じることに、若い感性は耐えられるだろうか。

「患者と良い人間関係を作ることができる」
「患者に共感的態度で接することができる」は5:非常によくできた、と答えている看護師に適性がないと思えない。
入職時の研修で、人形にも聴診器を暖めて使っていた姿が本来の姿だと、私は信じている。
若い人は、課題があるからこそ、仲間として育てていきたい。

平成24年10月4日   古賀 八重子