クレーマーの気持ち
5日、駅構内のお店で買ってきたいちじくジャムが、日切れだった。
連休中で、お店が混雑していたので、4月30日という賞味期限に気が付かなかった。
数日前から、いちじくジャムがあると気が付いていたので、美味しいフランスパンを買って来て食べようと思っていた。静岡まで出かけ、パンを買ってきたので、あきらめきれない気持ちだった。
生産者に聞けば、5日位は大丈夫と言うかもしれないと思ったことと、まだ2個残っていたので、遠くから来た人が買って行ったらかわいそうと思って電話をかけてみた。私の未練がましい気持ちは伝わらず「食べないで下さい。次にお見えになった時、返金します。すいませんでした」と言われた。
翌々日、勤務先まで持っていくのも重たかったので、自転車置き場に置き、夕方とりにいってからお店に行った。途中で野菜のワゴン車を片付けているのに出会った。
閉店は8時だったので、7時15分に片付けているのに驚いた。
こんな事が無ければ、野菜も買えたのにと少し感情的になってしまった。
レジの人は、私がジャムの瓶を出して「賞味期限切れだったんですけど」と言った時、すぐに反応しなかった。金額を聞く前に、まず「すみませんでした」と言ってほしかった。
このお店には、私の大好きな店員さんが何人かいる。
出張で早く帰れると良かったですねと喜んでくれる人。
パンを忘れた時、自宅まで連絡をくれた人。日本酒が分からない私の相談にのってくれる人。探している商品を一緒に見つけてくれる人。
私は、「プロだなあ」という仕事をしている人達を尊敬している。
地元の職人さんの商品も魅力だ。だからこそ、商品管理をしっかりしてほしい。
地元のお店として、大切に思っているからこそ、苦情を言ったのだ。
期限切れを見つけた時は、それほど腹がたってはいなかった。
ただ、困ったとおもっただけである。でも、その後の対応で傷ついた。
弁償してほしいのではなく、気持ちを受け止めてほしかっただけである。
平成24年5月14日 古賀 八重子