久しぶりに9階に行って駿河湾を見ました。
海はおだやかに光り、菜の花と桃の花が満開です。
去年の4月に入職して1年がたった。
今日は、エイドのMさんが「最後の日だから一緒に御昼を食べてもいいですか」と訪ねてくれた。4月から看護学生としてスタートする。
3月は別れの季節である。
でも、あたらしい出会いも始まっている。
昨日は、新卒の看護師さんがご両親と尋ねてくれた。残念ながら国家試験は不合格になってしまったが、この病院を選んで遠くからきてくれた卒業生だ。
何としても、来年は合格できるようサポートしていこうと思っている。
前任校の学生に頼んだら、すぐに自分が使った国家試験対策の本や苦手問題をまとめたノートを届けてくれた。全国模試で満点をとった学生の協力である。
これもありがたい出会いのひとつだ。
春休みになって、北海道からのインターンシップの学生や、地元の看護学生が来てくれている。リンゴみたいな赤いほっぺをして、緊張している姿は本当にかわいい。
看護師の仕事や病院を選択してくれた若い人たちの夢を大切にしてあげたい。
また、4月から、皆と一緒にがんばっていきたいと思います。
1年間、おつかれさまでした。
平成24年3月30日 古賀 八重子
2012年3月30日金曜日
2012年3月27日火曜日
看護支援相談室だより No.43
3月14日息子に子供が生まれた。
新生児の日々の変化にも感動するが、息子の変化に驚いている。
逆子がなかなか直らない時も「意思の強い子だ、自分の好きな場所があるんだろう」と感心していたが、毎日「泣き声が大きくていい」「夜はおとなしくておりこうだ」「まだ3日目なのに、自分がベロをだしたらベロをだした」と「親バカと言われるかもしれないが」と言いながら褒めまくっている。
私は、こんなに丁寧に子供と向き合った記憶がない。
1年間、新人と向き合ってきて、思うことは、人は「温かい関心をもってくれる環境の中で育つ」ということだ。
今の自分が受け入れられているとわかれば、相談もできるし、弱音も吐くことができる。もちろん、すべてのではないが、若い人と自分たちの団塊の世代の違いは、自己効力感(肯定感)の大きさにあると思う。
何で、そんなに謙虚に、自身のなさを抱えて生きているのかと思うほど、自分を否定する。その上に「できない」という言葉や、事実が起こると、どんどん自分を追い込んでダメになっていく。止める理由はわかっているのに、止まらない連鎖が続いていくのは切ないことだ。
しかし、忙しい現場の中で、ほめることを目的化した指導は虚しい。
褒めて育てるなんて、理屈ではない。
心の思うままに、自然に、相手の変化を受け止め、声にしていけばいいのではないか。
そんなことを感じさせられた春でした。
平成24年3月27日 古賀 八重子
新生児の日々の変化にも感動するが、息子の変化に驚いている。
逆子がなかなか直らない時も「意思の強い子だ、自分の好きな場所があるんだろう」と感心していたが、毎日「泣き声が大きくていい」「夜はおとなしくておりこうだ」「まだ3日目なのに、自分がベロをだしたらベロをだした」と「親バカと言われるかもしれないが」と言いながら褒めまくっている。
私は、こんなに丁寧に子供と向き合った記憶がない。
1年間、新人と向き合ってきて、思うことは、人は「温かい関心をもってくれる環境の中で育つ」ということだ。
今の自分が受け入れられているとわかれば、相談もできるし、弱音も吐くことができる。もちろん、すべてのではないが、若い人と自分たちの団塊の世代の違いは、自己効力感(肯定感)の大きさにあると思う。
何で、そんなに謙虚に、自身のなさを抱えて生きているのかと思うほど、自分を否定する。その上に「できない」という言葉や、事実が起こると、どんどん自分を追い込んでダメになっていく。止める理由はわかっているのに、止まらない連鎖が続いていくのは切ないことだ。
しかし、忙しい現場の中で、ほめることを目的化した指導は虚しい。
褒めて育てるなんて、理屈ではない。
心の思うままに、自然に、相手の変化を受け止め、声にしていけばいいのではないか。
そんなことを感じさせられた春でした。
平成24年3月27日 古賀 八重子
2012年3月15日木曜日
看護支援相談室だより No.42
Sさんとの思い出 3
昨日、SさんからMデパートでやっている相棒展2へのお誘いがあった。
あいにく土・日の予定があって一緒に出かけられないが、久しぶりのメールは嬉しかった。
3年前の12月、Sさんの心が楽になった日の事を思い出した。
ある看護師が「一人で仕事をしているのではないので、フリーの人に頼めばいいんだよ」と言ってくれた。チームで仕事をしているのだから、人を頼っていいんだと言われ、肩の力が抜け楽になったという。
新人の時から、できない、頑張れと言われて来た。訴えの多い患者さんに、1時間近く関わらざるを得ないこともあり、仕事が遅れることが続いた。その結果「ナースコールに出ること位しかできないのだから、必ず出てちょうだい」と言われ、病棟の端にいても、コールの音が聞こえると走って出るようにしていた。
気が付いた看護師が、「近くにいる人が出るからいいんだよ」と言ってくれた。
言葉の力のすごさを知った。
この病棟で頑張れそうというSさんの、ふっきれたような笑顔を見て、もう大丈夫だと思った。相談室での2ヶ月を経て、初めて病棟へ出てから7ヶ月たっていた。
待っていれば、人は変わる。そのことをまた教えてもらった。
平成24年3月15日 古賀 八重子
昨日、SさんからMデパートでやっている相棒展2へのお誘いがあった。
あいにく土・日の予定があって一緒に出かけられないが、久しぶりのメールは嬉しかった。
3年前の12月、Sさんの心が楽になった日の事を思い出した。
ある看護師が「一人で仕事をしているのではないので、フリーの人に頼めばいいんだよ」と言ってくれた。チームで仕事をしているのだから、人を頼っていいんだと言われ、肩の力が抜け楽になったという。
新人の時から、できない、頑張れと言われて来た。訴えの多い患者さんに、1時間近く関わらざるを得ないこともあり、仕事が遅れることが続いた。その結果「ナースコールに出ること位しかできないのだから、必ず出てちょうだい」と言われ、病棟の端にいても、コールの音が聞こえると走って出るようにしていた。
気が付いた看護師が、「近くにいる人が出るからいいんだよ」と言ってくれた。
言葉の力のすごさを知った。
この病棟で頑張れそうというSさんの、ふっきれたような笑顔を見て、もう大丈夫だと思った。相談室での2ヶ月を経て、初めて病棟へ出てから7ヶ月たっていた。
待っていれば、人は変わる。そのことをまた教えてもらった。
平成24年3月15日 古賀 八重子
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