短大の実習が終わりました。
終了後のアンケートをまとめた。
自由記載の欄には、「最初の実習がこの病院でよかったです。患者さんだけでなく看護師さんからも学ぶことが多く、ここでの実習は、卒業してからも忘れないと思います」「看護師に必要なものは何か、病院とは何か、看護とは何か、大切なことを学ぶことができました」「いつ、どんな時も、広い心で接していく大切さ、患者さんを思いやることが、医療の基本であることを学びました」「学生が、相談や質問をしやすい環境を作ってくださってありがとうございます」など、感謝の言葉があふれていた。
すぐに、病棟の師長と指導者に持って行った。
師長さんは、「鳥肌が立つほど嬉しい」と言い、指導者は「こんなこと書いてくれて」と喜んでくれた。
初めて実習指導に関わった指導者の不安を知るだけに、とても嬉しい。
実習病院へのリップサービスもあると思うが、終了後の無記名のアンケートであり、評価に関わるものではないので、学生の気持ちを素直に受け止めたい。
看護部長にも、こういう学生の反応こそ、皆に生情報として伝えてほしいとお願いした。
1年生の初めての実習だから、看護を好きになってもらおうと、ていねいに向き合ってくれた看護師さん達、それを素直によろこんでくれた学生さん達。
「大切に思っている」「あなたを受け入れている」というメッセージを送ることで、「受け入れられている」と感じることができる。そして、初めて自分自身を指導者に託すことができる。そこから教育が始まる。
実にシンプルな法則だが、現実はそう上手くいかない。
でも、本気で取り組めば可能なことだと、感じさせられた実習だった。
平成24年2月20日 古賀 八重子