2011年4月19日火曜日

看護支援相談室便り No.5

既卒の新人や中途採用者は大丈夫でしょうか?

新卒の看護師は、まだ病棟研修中で看護師さんから一つ一つ教えてもらっています。新卒を大切にしてもらっている陰で既卒や中途採用の人は、「教えてほしいこと」「一緒にやってほしいこと」がありながら、一人で頑張っているのではないかと心配しています。
3年前の4月、一緒に就職した中途採用の看護師が、1ヶ月で辞めていったことを思い出すからです。「電子カルテがかけないので、何時になったら帰れるかわからない。若い人に聞いても説明してもらったことの半分しかできない」「看護師として働いてきた自信がどんどんなくなって、若い人たちにバカにされているように思う。プライドが傷ついた」「やっぱり正規職員で働くのは無理だ」という結論になるのは早かった。
家庭にいた人が働くことを決意するのは大変なことです。どこの病院で、どういう形で働くか、悩んだ末就職してくれた人たちを「一人も辞めさせない」ために、個別性にあった多様なサポートをしてあげたい。
0.5の仕事(一面の評価と思いますが)しかできない人が、いつか1.2の仕事ができるようになる、いや0.5の仕事しかできない人に救われる患者さんもいることを、患者家族になって知りました。
一緒に働く仲間からみた、いいナースと、患者さんから見た、いいナースは違う場合もあることを、亡くなった父や夫の言葉から知りました。
今年もまた、個性豊かな人たちが入職しました。個性や相違を許容する視点で、「待てる」職場でありたいと思います。

4月18日 古賀 八重子