体が前に出るようになりました。
ローテーション研修の1クール目が終わりました。
受け持ち患者を持つのではなく、看護師さんと一緒に働く中で、病棟の特色や看護を見ることを中心にした研修にしました。「学生時代の実習のようで物足りない。見学だけなら1週間でもいいのでは」という意見や「業務の流れや特色だけでなく、看護師さん一人ひとりの看護に対する考え方や人間関係を知るためには2週間は必要」という意見など個人差がありました。
でも、皆大きくなったように思います。ただ立ってい見ている状況から、前屈みに近づいて見るようになり、この頃援助している姿が見られます。看護師さんが記録をしている間、もったいないからと足浴や洗髪をさせてもらったという新人もいました。
みんな、看護がしたい、看護が好きなのです。
できる技術少しづつ増える喜びを
語りつつ白衣着替えゆく娘ら
4月28日 古賀 八重子
2011年4月28日木曜日
2011年4月21日木曜日
看護支援相談室便り No.6
つつじの花
つつじが咲く頃になると思い出す患者さんがいます。
大部屋から、楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
女性6人の外科病室である。何事かと思って入ると、Fさんのベッドの上に、紫色と白のつつじが3本置いてある。脳梗塞で口も不自由な男性患者Kさんが、外泊のお土産にFさんに持って来たという。家人は、自分の床頭台に飾るのかと思っていたら、病院についたらまっすぐFさんのところに来て、黙って差し出したという。
70歳の男の純情だと笑い合いながら、いつまでも異性を意識したいし、されたいと語る70代の女性たちの明るさ、花を贈られた女性と花を贈った男性を話のタネにしながら、それを冷やかすのではなく温かく包んでいるやさしさ。寝間着の襟元をかき合わすFさんの左胸に乳房はない。末期の乳がんの大手術に耐えて小康を保っているFさんの笑顔は初々しく美しかった。
4月21日 古賀 八重子
つつじが咲く頃になると思い出す患者さんがいます。
大部屋から、楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
女性6人の外科病室である。何事かと思って入ると、Fさんのベッドの上に、紫色と白のつつじが3本置いてある。脳梗塞で口も不自由な男性患者Kさんが、外泊のお土産にFさんに持って来たという。家人は、自分の床頭台に飾るのかと思っていたら、病院についたらまっすぐFさんのところに来て、黙って差し出したという。
70歳の男の純情だと笑い合いながら、いつまでも異性を意識したいし、されたいと語る70代の女性たちの明るさ、花を贈られた女性と花を贈った男性を話のタネにしながら、それを冷やかすのではなく温かく包んでいるやさしさ。寝間着の襟元をかき合わすFさんの左胸に乳房はない。末期の乳がんの大手術に耐えて小康を保っているFさんの笑顔は初々しく美しかった。
4月21日 古賀 八重子
2011年4月19日火曜日
看護支援相談室便り No.5
既卒の新人や中途採用者は大丈夫でしょうか?
新卒の看護師は、まだ病棟研修中で看護師さんから一つ一つ教えてもらっています。新卒を大切にしてもらっている陰で既卒や中途採用の人は、「教えてほしいこと」「一緒にやってほしいこと」がありながら、一人で頑張っているのではないかと心配しています。
3年前の4月、一緒に就職した中途採用の看護師が、1ヶ月で辞めていったことを思い出すからです。「電子カルテがかけないので、何時になったら帰れるかわからない。若い人に聞いても説明してもらったことの半分しかできない」「看護師として働いてきた自信がどんどんなくなって、若い人たちにバカにされているように思う。プライドが傷ついた」「やっぱり正規職員で働くのは無理だ」という結論になるのは早かった。
家庭にいた人が働くことを決意するのは大変なことです。どこの病院で、どういう形で働くか、悩んだ末就職してくれた人たちを「一人も辞めさせない」ために、個別性にあった多様なサポートをしてあげたい。
0.5の仕事(一面の評価と思いますが)しかできない人が、いつか1.2の仕事ができるようになる、いや0.5の仕事しかできない人に救われる患者さんもいることを、患者家族になって知りました。
一緒に働く仲間からみた、いいナースと、患者さんから見た、いいナースは違う場合もあることを、亡くなった父や夫の言葉から知りました。
今年もまた、個性豊かな人たちが入職しました。個性や相違を許容する視点で、「待てる」職場でありたいと思います。
4月18日 古賀 八重子
新卒の看護師は、まだ病棟研修中で看護師さんから一つ一つ教えてもらっています。新卒を大切にしてもらっている陰で既卒や中途採用の人は、「教えてほしいこと」「一緒にやってほしいこと」がありながら、一人で頑張っているのではないかと心配しています。
3年前の4月、一緒に就職した中途採用の看護師が、1ヶ月で辞めていったことを思い出すからです。「電子カルテがかけないので、何時になったら帰れるかわからない。若い人に聞いても説明してもらったことの半分しかできない」「看護師として働いてきた自信がどんどんなくなって、若い人たちにバカにされているように思う。プライドが傷ついた」「やっぱり正規職員で働くのは無理だ」という結論になるのは早かった。
家庭にいた人が働くことを決意するのは大変なことです。どこの病院で、どういう形で働くか、悩んだ末就職してくれた人たちを「一人も辞めさせない」ために、個別性にあった多様なサポートをしてあげたい。
0.5の仕事(一面の評価と思いますが)しかできない人が、いつか1.2の仕事ができるようになる、いや0.5の仕事しかできない人に救われる患者さんもいることを、患者家族になって知りました。
一緒に働く仲間からみた、いいナースと、患者さんから見た、いいナースは違う場合もあることを、亡くなった父や夫の言葉から知りました。
今年もまた、個性豊かな人たちが入職しました。個性や相違を許容する視点で、「待てる」職場でありたいと思います。
4月18日 古賀 八重子
2011年4月15日金曜日
看護支援相談室便り No.4
「ここは、何でもありの部屋ですね。ここへ泣きに来てもいいですか?」
コーヒーとチョコを食べながら、情報交換を終えた新人が言いました。
「もちろん、タオル用意しておくから」
私も泣いて育ちました。
声あげて 泣くはナースに 適さずと
言われてもなお 嗚咽止まらず
泣いた後、元気になりました。
涙の冷えるとき すっとくるあたたかさ
また明日より 生きむと思う
この部屋には、いつもスターバックスのコーヒーや高級チョコがあるわけではない。
でも、この部屋は、人間の可能性と善意を信じられる場所でありたい。
4月15日 古賀 八重子
コーヒーとチョコを食べながら、情報交換を終えた新人が言いました。
「もちろん、タオル用意しておくから」
私も泣いて育ちました。
声あげて 泣くはナースに 適さずと
言われてもなお 嗚咽止まらず
泣いた後、元気になりました。
涙の冷えるとき すっとくるあたたかさ
また明日より 生きむと思う
この部屋には、いつもスターバックスのコーヒーや高級チョコがあるわけではない。
でも、この部屋は、人間の可能性と善意を信じられる場所でありたい。
4月15日 古賀 八重子
看護支援相談室便り No.3
ローテーション研修が始まりました。
「ここの看護師さんは、新人を面倒だとおもっていないのが嬉しい」
配属されて2日目、情報交換のミーティングでの新人の言葉です。
「そうだね、注射の練習の時の看護師さんもそうだったね」と言うと、「あの時、この看護師さんについていこうと思った」と他の新人も言いました。
学生時代、どんなに理解のある実習場でも、学生は忙しい看護師さんたちに申し訳ないという思いを抱えて指導を受けています。新人もまた、何もできないことで、申し訳なく思っています。
だから、すこしの言葉で傷つきます。
「大丈夫、ここに居ていいんだよ、何でも聞いて」というやさしさに感動します。
7:1の大病院に比べたら、現実の厳しさに悩む日もあるでしょう。
でも、今日、「この病院に来てくれてありがとう」という先輩たちのメッセージは、伝わりました。
新人も先輩看護師も、緊張しつつ輝いていました。
4月14日 古賀 八重子
「ここの看護師さんは、新人を面倒だとおもっていないのが嬉しい」
配属されて2日目、情報交換のミーティングでの新人の言葉です。
「そうだね、注射の練習の時の看護師さんもそうだったね」と言うと、「あの時、この看護師さんについていこうと思った」と他の新人も言いました。
学生時代、どんなに理解のある実習場でも、学生は忙しい看護師さんたちに申し訳ないという思いを抱えて指導を受けています。新人もまた、何もできないことで、申し訳なく思っています。
だから、すこしの言葉で傷つきます。
「大丈夫、ここに居ていいんだよ、何でも聞いて」というやさしさに感動します。
7:1の大病院に比べたら、現実の厳しさに悩む日もあるでしょう。
でも、今日、「この病院に来てくれてありがとう」という先輩たちのメッセージは、伝わりました。
新人も先輩看護師も、緊張しつつ輝いていました。
4月14日 古賀 八重子
2011年4月12日火曜日
看護支援相談室便り No.2
新人は不安でいっぱいです。
新人の卒業時の看護技術経験をチェックしました。
新人一人当たりの経験技術は、
レベル1:単独で実施できた技術は、41項目
レベル2:看護師の指導・監督の下で実施できた技術は、32項目
レベル3:看護師・医師の実施を見学、または全くの未経験の技術は、127項目
入職時アンケートでも、不安なこととして、
①電子カルテや看護過程・看護問題
②点滴、採血、滅菌操作などの既習の技術
③今まで経験したり、みたことのない技術
をあげ、不安が一杯と応えています。
基礎教育の3年間は、無資格者ということで、実習場での経験は、制限されています。
今から、一つづつ覚えていくしかありません。
一緒にがんばりたいと思います。
4月11日 古賀 八重子
新人の卒業時の看護技術経験をチェックしました。
新人一人当たりの経験技術は、
レベル1:単独で実施できた技術は、41項目
レベル2:看護師の指導・監督の下で実施できた技術は、32項目
レベル3:看護師・医師の実施を見学、または全くの未経験の技術は、127項目
入職時アンケートでも、不安なこととして、
①電子カルテや看護過程・看護問題
②点滴、採血、滅菌操作などの既習の技術
③今まで経験したり、みたことのない技術
をあげ、不安が一杯と応えています。
基礎教育の3年間は、無資格者ということで、実習場での経験は、制限されています。
今から、一つづつ覚えていくしかありません。
一緒にがんばりたいと思います。
4月11日 古賀 八重子
看護支援相談室便り No.1
3ヶ月にわたる新人看護研修がはじまりました 。
今日から、注射や採血の看護技術研修です。
新人同士、お互いの血管を使って練習すると思いきや、先輩看護師が惜しげもなく両腕を差し出し、5箇所も6箇所も採血や天敵静脈注射の練習をさせていました。
バンソウコウだらけの腕をみて、「大変ですね」と声をかけると、「毎年のことです」と笑っていました。
わが死後と継ぎ行く娘らのまだ硬き指をおさえつつ採血教ゆ
私も新人の頃、先輩技術のすごさを最初に知ったのは、採血の技術でした。
赤ちゃんのぷっくりした手の甲や、高齢者の細い血管から、1回で採血する技術に見とれ、あこがれたものでした。
「この血管には20ゲージがいいよ」「ここから入れていけばうまくとれると思う」と適切なアドバイスをして、成功体験させ、自信をつけさせていく先輩看護師。
真剣に応えようとしている新人看護師。
あっという間にすぎた1日でした。
4月8日 古賀 八重子
今日から、注射や採血の看護技術研修です。
新人同士、お互いの血管を使って練習すると思いきや、先輩看護師が惜しげもなく両腕を差し出し、5箇所も6箇所も採血や天敵静脈注射の練習をさせていました。
バンソウコウだらけの腕をみて、「大変ですね」と声をかけると、「毎年のことです」と笑っていました。
わが死後と継ぎ行く娘らのまだ硬き指をおさえつつ採血教ゆ
私も新人の頃、先輩技術のすごさを最初に知ったのは、採血の技術でした。
赤ちゃんのぷっくりした手の甲や、高齢者の細い血管から、1回で採血する技術に見とれ、あこがれたものでした。
「この血管には20ゲージがいいよ」「ここから入れていけばうまくとれると思う」と適切なアドバイスをして、成功体験させ、自信をつけさせていく先輩看護師。
真剣に応えようとしている新人看護師。
あっという間にすぎた1日でした。
4月8日 古賀 八重子
看護支援相談室だよりを始めます
4月1日に赴任した 看護支援相談室 古賀 八重子 室長による、看護支援相談室だよりをお送りすることにしました。
最初は少しさかのぼりますが、4月8日分から投稿します。
お気軽に楽しんでくださいね。
最初は少しさかのぼりますが、4月8日分から投稿します。
お気軽に楽しんでくださいね。
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